アップルが聴き放題のiPodを検討

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 既に携帯音楽プレーヤーといえばiPodというほど、iPodのシェアが非常に広がっています。昔、カセットテープが主流だった頃にはSONYのWalkmanが主流だったと思うのですが、その後、SONYがMDプレーヤーで足踏みをしているうちに一気にiPodが主流を奪ってしまいました。

 ビックカメラやヨドバシカメラなどといった大手家電量販店のポータブル音楽プレーヤーのコーナーを見てみると、大半のエリアをiPodとIPodのアクセサリーが占めていることが判ります。そして、その他の会社の商品については、こじんまりと展示されています。いかにiPodが順調であるかを裏付けているかと思います。

 非常に好調なiPodですが、既に初代機の発売から6年が過ぎて市場での飽和感が見えることから、新しい付加価値をiPodにつけることをアップルでは検討を開始したそうです。そのサービスの内容が一定額を払うことで音楽が聴き放題になるiPodの商品化です。

 日経新聞の報道などによると、すでにアップル社では楽曲の対価などについてレコード大手と交渉に入っているようなので、アップルとしてはかなり本気でサービスの提供を検討しているのでしょう。

 また、1曲ごとに音楽を買うのは少々ためらいがありますが、一定額を払えば聴き放題になるということであれば、音楽を購入する人の幅が広がるのではないかと思います。とすれば、音楽業界にとっても売り上げ拡大につながるかもしれません。

 これから発売する新型のiPodやアップルの携帯電話iフォンなどについて、購入時に上乗せ料金を払ったり、また月額で一定の料金を払えば、アップルの音楽配信サービス(itms)で音楽のダウンロードが無制限にできるようになる仕組みを検討しています。

 記事の内容を見る限り、従来のiPodを使っているユーザーがこのサービスを利用することはできないようにも見えますが、実際のところはどうなのでしょう。アップルからの正式な発表を待ちたいと思います。

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