伊勢崎の「もんじゃ焼き」

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伊勢崎

 先週の土曜日朝に日本テレビ系列で放送されている「ぶらり途中下車の旅」という番組を見ていると、東武伊勢崎線を特集していました。

 東武伊勢崎線というのは今まで乗ったことが無い路線だと思います。

 番組では伊勢崎がスタートでした。伊勢崎自体、群馬県のどの辺にあるのか、良くわからなかったのですが、番組を見ていると、もんじゃ焼きの話題になりました。

 なぜ、伊勢崎なのに「もんじゃ焼き」なのでしょう。しかも、伊勢崎の街にはもんじゃ焼きのお店がたくさんあるそうです。また、「もんじやき」と呼んでいる場合もあるようで、ちょっと東京とは違うのかなという感じもします。

 そんなことをしているうちに、レポーターの人は、一つのもんじゃ焼き屋さんへと入っていきました。お店の中は、東京のお好み焼き屋さん、もんじゃ焼き屋さんとあまり変わりません。鉄板を囲んで、お客さんが料理を楽しむスタイルでした。基本は自分で作るのような形になるようです。

 それでは、なぜ伊勢崎で、「もんじゃ焼き」なのでしょう。その秘密のこたえも番組の中で紹介されていました。

 その秘密は東武伊勢崎線にあるようです。番組によれば、もんじゃ焼きの文化は東武伊勢崎線が開通した年から徐々に東京から運ばれてきたそうです。

 ほかにどんなところで「もんじゃ焼き」は食べられているのか調べてみると、Wikipediaにその答えがありました。東京の下町以外では埼玉県東部、群馬県東部と栃木県南部で食べられているそうです。埼玉県東部と栃木県南部というのはどの辺のことを指すのでしょう。このこたえも同じページにありました。埼玉県東部は久喜市のことを指すそうです。

 しかも、既に東京の「もんじゃ焼き」は豪華さ?を競うようになってしまい、もはや、子どもたちの駄菓子がわりという存在から、お好み焼き屋さんのサイドメニューといった感じになってきてしまい、値段も500円前後はします。今から何十年も前の下町では、もんじゃ焼きは100円でおつりが来る程度の値段で食べることが出来たと言いますから、当時とはかなり状況が変わってきています。

 ところが、伊勢崎のもんじゃ焼きは当時の古き良き下町のもんじゃ焼きを今も受け継いでいます。

 もんじゃ焼きの作り方は普通だと、まず具だけを取り出して、鉄板の上で丸くドーナッツ状に土手を作り、そして土手が固まってきたら、中央に汁を入れ、しばらく時間をおいたら、土手を崩して全体を混ぜ合わせるという作り方が一般的だと思っていたのですが、このお店では一気に鉄板の上に具も汁も流し込んで、一気に作っていました。とても豪快でしたが、美味しそうでした。

 番組で紹介していたもんじゃ焼きのお店では、1枚120円でもんじゃ焼きを食べることができます。しかも、味は「あま」と「から」の2種類があるそうです。このうち、「あま」については、かき氷に入れる「いちごシロップ」を入れるのだそうです。何だか、とてももんじゃ焼きとしては成立しない味になってしまいそうな気がします。番組でも、最初に「あま」を食べたときには、あまり美味しいという表情ではありませんでした。

 そして、次に「から」を食べます。「から」はカレー粉で味をつけています。そして、またその次に「あま」を食べると,美味しく感じるのだそうです。番組ではさらに、「から」と「あま」を混ぜ合わせて、「あまから」も作っていました。こちらも美味しそうでした。

 私の家の近くにも、もんじゃ焼きを扱っているお店はたくさんあるのですが、このようなシンプルなもんじゃ焼き、そして「あま」とか「から」といったメニューを扱っているお店はありません。是非、伊勢崎に行って、シンプルなもんじゃ焼きを食べてみたいと思います。

 ネットでこのもんじゃ焼きの情報は無いのかと探してみると、色々見つけることができました。番組で紹介されたもんじゃ焼きのお店は「島田もんじやき店」という名前のようです。「もんじやき」というのですね。

 ★1枚120円! 群馬のカキ氷シロップ入りもんじゃ – Ameba News [アメーバニュース]
 ★intermisson. : もんじゃ
 ★グッドぐんま: 伊勢崎もんじゃ 「島田もんじやき店」 (伊勢崎市曲輪町)
 ★島田もんじやき店 – クチコミ – 伊勢崎 – Yahoo!グルメ

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