北の丸公園の中にある科学技術館に行った

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科学技術館

 先週の土曜日はぐるっとパスを消化するために子どもを連れて科学技術館に行ってきました。昭和39年に開館したということですので、かれこれ40年以上もある施設ということになります。

 東西線の竹橋駅で下車し、毎日新聞社があるパレスサイドビルの中に地下二階からいったん入り、エレベーターで1階に上がりました。そこからいったん外に出て、大通り沿いにまずは東京国立近代美術館の方へ進みます。ここまではたくさんの人が歩道を歩いていたのですが、ここから先は人の数がかなり減ってしまいました。どこに科学技術館があるのか不安なまま、そのまままっすぐに行ってみると幸いなことに地図があって、ここで道を武道館のある方向に曲がっていきます。すると、そこから数分、首都高速道路をこえたあたりから科学技術館が見えてきました。かなり、大きな建物です。

 科学技術館の中にはいると、すぐのところに受付がありますが、さらに奥の方にも受付があるので、奥までそのまま歩いてきました。やはり、この奥の受付が科学技術館に入るための入館料などを払うところのようです。ここでぐるっとパスを見せると、必要な手続きをしてくれました。すぐに手続きは終わり、パンフレットを渡されて中に入ります。

 建物の真ん中に階段やエスカレーターがあって、そのまわりに放射状に展示室が広がるという独特の構造になっています。前から見るとふつうの四角い建物のように見えるのにいったい、上から見るとどんな形になっているのかが気になったので、家に帰ってからグーグルマップの航空写真で確認をしてみました。前に直方体の建物があり、その背後にはスター状の建物があることが判りました。下の航空写真で拡大していくと判ります。


大きな地図で見る


 館内はお化粧直しがされた場所は綺麗なのですが、ところどころ、40年の歴史を感じさせる場所があります。また、展示室についても逐次リニューアルが行われているようですが、とても新しい展示室もありますし、また、ちょっとこれは・・と思わせるような展示室も中にはありました。

 とてもたくさんの展示室があるのですが、その中で、子どもが一番興味を示していたのは5階にあるメカという展示室です。ここには「君にも運べる(てこ・車輪・滑車・斜面・ねじ)」というとても大きな展示物があるのですが、これはなかなか良くできていました。ステンレス製の重い球体が走るコースがあります。このコースはそのままにしていても球体は転がっていきません。「てこ」、「ねじ」、「滑車」、「輪軸」などの構成要素をハンドルを回したりすることによって操作し、球体を転がしていきます。コース自体の長さもとても長いので、球体と一緒に子どもは走り回っていました。

 科学技術館にある展示物のコンセプトは、必ず、何かの形で見学者が触れたり操作したり体験をしていく中で理解していくような工夫がされています。フレミングの左手の法則に関する解説など、小学生低学年の子どもには理解するのが難しい展示物も多かったですが、それでも動かしたりすること自体が楽しいようで喜んでいました。
帰りは少しポツポツと雨が降ってきてしまいましたが、来たときとは気分を変えて、武道館方面に歩いてみました。日本武道館は学生時代にはコンサートのセッティングを手伝うアルバイトに来たり、コンサートそのものを見に来たりしていましたが、社会人になってからはここに来るのは初めてかもしれません。

 武道館が近づいてくると、館内からは誰かのライブのリハーサルをやっている音が聞こえてきます。そして外には若い女性がたくさん来ていました。「清木場俊介」というシンガーソングライターのライブがあるようです。どんなアーチストがが判らなかったので調べてみると、今日はライブツアーの最終日だったようです。

 ★清木場俊介 – Wikipedia

★清木場俊介

 日本武道館を過ぎると、もう九段下の駅が目と鼻の先です。ここから東西線に乗って帰りました。

コメント

  1. BlogPetのこうさぎくん より:

    臨機応変?管理人が下車したの?

  2. 臨機応変? より:

    「東京・ミュージアム ぐるっとパス2008」はお得です

     「東京・ミュージアム ぐるっとパス2008」をご存じでしょうか。4月1日から発売されるチケットで、これ1枚で、都内61カ所の美術館、博物館、動物園、水族…