自宅サーバーを立ち上げる(1) 失敗(DNRH-001 ubuntu編)

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 DNRH-001に関係する記事はDNRH-001自身をWEBサーバーとして構築した自宅サーバー上にすべてまとめました。下記のリンク先URLをご覧ください。

 ■DNRH-001で静かな自宅サーバーを!

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先日購入(2万円以下のWindows XP搭載、静音・小型パソコン DNRH-001)した超格安静音パソコンDNRH-001を使って何をするか考えたとき、まず頭に思いついたのは、自宅サーバーの構築です。自宅サーバーを立ち上げれば、WEBサーバーでホームページを公開したり、いつでもネットワークドライブを共有したり色々な使い道が考えられます。また、静音で消費電力も限られていれば、ある意味、サーバーとして立ち上げておくにはぴったりです。

★OSの選択編

まず、最初に考えたことは、自宅サーバーのOSとして何を使うかです。DNRH-001では最初からWindows XPがインストールされています。この最初からインストールされているXPを用いてサーバーにするのがもっとも簡単だと思います。ファイル共有などはふつうにWINDOWSパソコンを使う感覚で簡単に設定することができるのが手軽で良いと思います。

しかし、今回はおもしろくないので、Linuxをインストールしてみることにしました。使い慣れていないと苦労しますので、Linuxの操作になれていない場合には手元にはLinuxのインストール方法を解説した何か参考書を準備しておいた方が良いと思います。インストール用のLinuxのDVD-ROMが付属した本が良いでしょう。

私は以前、RedHat Linuxを使って自宅サーバーを構築したことがあったので、今回は参考書はなしでやってみることにしました。
Linuxには色々なディストリビューションがありますが、今回はたまたま手元にDVD-ROMがあった「Ubuntu」というディストリビューションを使ってみることにしました。あまり聞き慣れないものですが、最近はかなりメジャーになってきているようです。

★Ubuntuインストール編

DNRH-001には光学ドライブが付属していません。そこで、USB接続型のDVDドライブを接続しました。DNRH-001はUSB端子が4つついているので、なかなかの拡張性があります。

DVDドライブにUbuntuインストール用のDVD-ROMを入れて起動してみると、そのままDVD-ROMから起動されてメニュー画面が出てきました。メニュー上でUbuntuのインストールを指定して起動します。すると、おもむろにUbuntuが起動し始めました。インストールが始まるのかと思ったのですが、そうではなくて、DVD-ROMからいったんはUbuntuが起動されて、その後、インストールを実行するようです。

そのままデスクトップが現れるのを待っていたのですが、いっこうに立ち上がる様子がありません。DVDドライブには一所懸命にアクセスしていて、少しずつは前進しているようなのですが、待てど暮らせどデスクトップ画面が現れません。15分程度待っていると、やっとデスクトップ画面が現れました。しかし、まだガサガサと動いています。

やがて、今度はデスクトップ画面上にアイコンが現れました。インストールというアイコンがあるので、これをダブルクリックしてみると、またDVDに激しくアクセスはするのですが、ウインドウがなかなか開きません。これはもしかするとパソコンのスペック不足がもっとも怪しいです。

ネットで情報を探してみると、メモリが1GB以上あった方が良さそうです。しかし、DNRH-001は256MBのメモリしか搭載されていません。これが原因なのではないかと思います。
メモリの増設も頭をよぎったのですが、PC2100のDDRメモリの値段を調べてみると意外と値段が高いので、買いますのには抵抗があります。

また、テキストモードでインストールするという技もありそうなのですが、テキストモードでインストールしてサーバーとして使うのであればRedHatの後継であるFedora Coreの方が自分に合っていると思ったので、UBUNTUを導入するのはあきらめました。
今度はFedora Core 8のDVD-ROMがついている雑誌でも書店で買ってきて、これを使ってテキストモードでインストールをしようと思います。

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