ダイナミックDNSサービスの選択

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 DNRH-001を購入たあとにFedora Core 8をインストールし自宅サーバーとして稼働し始めました。さっそく、Movable Type 4.15もインストールしてブログを書くことができる環境も整いました。問題は外部からアクセスするときのURLをどうするかです。

 私はプロバイダとしては@nifty、そして回線にはNTT東日本のBフレッツを使用しています。しかし、@NIFTYからルーターに割り当てられるWAN側のIPアドレスについては、常時接続とは言いながらも、停電やその他の要因で切断・再接続をすると、変動してしまうという特性があります。このようにIPアドレスが変動してしまうと、DNSサーバーを立てて自宅のサーバーにURLをつけることが行いにくくなります。

 @niftyには固定IPサービスというものも存在していて、これに加入すれば常に固定のIPアドレスが割り当てられるようになるのですが、反面、初期登録料として5250円、そして月額2,782.5円の追加料金が発生してしまい高額なのであまり候補としては適しません。

 このような場合にはダイナミックDNSサービスというものを利用します。私自身、数年前には自宅サーバーを立てていた時期があり、このときにはZIVEというダイナミックDNSサービスを利用していました。このサービスは無料で利用できた上に比較的安定していたので非常に便利だったのですが、有料化されたあと、今ではサービスそのものが廃止されてしまっています。


 従って、ほかのダイナミックDNSサービスを探してみることにしました。WEBでグーグルを使って検索してみると、色々なサービスが検索結果に現れます。その中で@nifty自身でもダイナミックDNSをサービスしていることを知りました。調べてみると、「atnifty.com」のサブドメインが払い出されるタイプのサービスが月額210円、独自ドメインを使用できるサービスが月額525円と値段がとてもリーズナブルなことが特徴です。

 サービスの詳しい説明はこちら(@nifty:ドメイン@nifty ダイナミックDNS)にあります。

 @niftyの会員が使用するのだから、IPアドレスが変動したことは自動的に検知してくれるのかと思いきや、DiCE(DiCE DynamicDNS Client (自宅でインターネットサーバー))などのソフトをサーバーにインストールして、こちらからIPアドレスの変動をダイナミックDNSサービスに対して通知する必要があるのだそうです。

 そのほかにどんなサービスがあるのか、あわせて調べてみました。出来るだけ信頼性が高そうなサービスが良いと思っています。そんなサービスを調べていくと、お名前.comでもダイナミックDNSサービスを提供しているようです。お名前.comはドメインを取得するサービスとしてはかなり有名なブランドです。

 PLANEXのルーターを使用していれば、無料でプラネックス社のダイナミックDNSを使用することも出来るようです。PLANEXユーザーの方はいかがでしょうか。

 ★トップページ | ダイナミックDNSサービス CyberGate – DDNS –

 ほかにも、ValueDomain.com社でもダイナミックDNSをサービスしています。バリュードメインでドメインの取得を行うとこのサービスを利用することができるようです。

 ★VALUE DOMAIN:バリュードメイン

 バリュードメインのドメイン取得に必要な費用は非常に安いのが特徴です。「.net」のドメインであれば年間1000円以内で入手することもできます。この機会にバリュードメインで独自ドメインを取得してしまうのも良いかもしれません。バリュードメインのトップページはこちら(VALUE DOMAIN:バリュードメイン)です。

 ロジテック社の製品を使用している場合には、ロジテック社のダイナミックDNSサービスを利用することが出来ます。

 ★ネットワーク – ダイナミックDNS「クリアネットサービス」について – ロジテック

 私が使っているのはBUFFALO社のルーターなのですが、BUFFALO社ではダイナミックDNSサービスを提供しているのでしょうか。探してみると、やはりありました。

 ★リモートアクセス|バッファロー・ダイナミックDNSサービス

 しかし、BUFFALOでリモートアクセスに対応したブロードバンドルーターは、「BHR-4RV」というモデルしか無いようです。残念ながら私が使っているルーターは対象外のようです。

 探してみると、本当に色々なサービスがありました。以前、私が自宅サーバーを公開していたときと比較すると、特にブロードバンドルーターを発売しているメーカーがこぞってダイナミックDNSサービスを始めていることには驚きました。それだけ、常時接続環境が一般化したということなのでしょう。

 もう少し、サービスを研究してから、自分が加入するサービスを選ぼうと思っています。

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