ドコモの携帯電話が自宅ではIP電話子機になる

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 iPhoneでソフトバンクに差を付けられてしまったNTTドコモですが、ちょっと便利そうなサービスについて発表がありました。外出先で使うときには普通に携帯電話として使うものの、同じ携帯電話機が家の中に持ち帰ると、IP電話の子機として使用できるようになるというものです。

 自宅ではIP電話を使用することが出来れば、電話料金を3分8.4円という非常に割安な価格で発信することができるようになりますので、それだけ高い携帯電話料金に悩まされなくて済みます。

 今回のサービスに対応する携帯電話の機種は今のところはN906ILという機種に限られています。この携帯電話機のモデル番号にある末尾のLは無線LANに対応しているという意味なのでしょう。

 実はNTTドコモでは法人用には今までもIP電話と携帯電話の両用機を発売してきていました。オフィスの中で無線LANを設置しておくと、その無線LANの圏内ではIP電話が使用できるようになるというサービスです。このサービスに対応している電話機もNECが発売しているものだけでした。

 N906ILに搭載されている無線LAN機能はIEEE802.11a/b/gに準拠しています。そしてセキュリティ面では、WEP、WPA、WPA2-PSKなどに対応しています。

 液晶画面は約3.0インチでフルワイドVGAに対応しています。本体には200万画素のデジタルカメラを搭載しています。本体のサイズは109×49×19.6mm、本体の重さは約127gとなります。連続待受時間は約600時間、GSMで約290時間、連続通話時間は約220分、 GSMで約190分です。

 容量2GBまでのmicroSDカードに対応しています。2GBまでと制限が付いているということはSDHC規格に対応していないということでしょうか。これから大容量のコンテンツが増えてくるはずなので少し残念です。

 自宅で無線LANによるIP電話サービスが利用できるサービスは「ホームU」と呼ばれるサービスで、月額1029円が別にかかります。(ホームU | サービス・機能 | NTTドコモ)

 このホームUのサービスを利用するためには、無線LANのアクセスポイントとなる専用アンテナと、マルチセッション対応のフレッツ回線(/FTTH)でのみ利用することができます。さらに、パケ・ホーダイかパケ・ホーダイフルの契約も必須となっています。外出先でも自宅でも携帯電話をフル活用することができます。

 このサービスがもしも成功すれば、NTTドコモのシェア拡大やBフレッツの普及に一役買うはずですが、今のところはあまり大きな話題になっていないところが残念です。

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