携帯電話会社のコマーシャル

イーモバイル

 最近、携帯電話会社のコマーシャルが公正取引委員会から警告を受けるということが度々発生しているような気がします。最近も、イーモバイルが公正取引委員会から警告を受けました。

 イーモバイルでは、「ありえない!電話基本料0円」とか、「月々980円で24時間いつでも通話無料」といった広告を頻繁に実施していました。

 ところが、実際にはもっとも安い契約を選んでいても、月々1000円のデータ通信料が別途必要だったそうです。

 データ通信料という名目なので確かに「電話基本料0円」ではあるのですが、消費者にとってわかりにくい広告であることに違いはありません。こうした条件についてはポスターの中では小さな文字で書かれていたようなのですが、そこまで注意深くポスターを読む人も少ないでしょう。

 また、月々980円で24時間いつでも通話無料というのはイーモバイル加入者間の通話に限られ、他社の電話と通話するときには別に料金が必要になるため、消費者にとってわかりにくい広告だと言えます。

 イーモバイルの公式サイトに行って、宣伝がどのように変わっているのか確認してみました。こちら(テレビCM | イー・モバイル)のページにテレビ広告が視聴できるようになっています。こちらを見ると、「月々1980円でイーモバイル同士なら24時間いつでも通話し放題!」という表現になっています。これならば、とても判りやすいのではないでしょうか。


 携帯電話事業に関しては、すでに飽和してしまっていて、今後は限られた市場を奪い合うような感じになってしまいます。

 そんな状況のもと、各携帯電話会社では少しでも他社から契約者を引き抜こうとあの手この手で競争をしていることもあり、広告などに対してもできるだけ魅力をアピールするために過剰な宣伝になってしまうのでしょう。

 最近の携帯電話業界の状況ですが、電気通信事業者協会が発表した8月の携帯電話契約数によると、月間純増数でソフトバンクモバイルが16万3300件で首位、2位がNTTドコモとなっていますが、3位にイーモバイルが入っています。イーモバイルではヨドバシカメラなどの大手量販店で、台湾メーカー製の小型パソコンとデータ通信機器をセットにして100円で販売しており、こちらの実績が好調なのだそうです。

 以前は、携帯電話本体が0円などの価格体系が不明瞭だということで、販売方法が改善されてきましたが、今度はセット販売するパソコンが同様の状況で販売されてしまっていることは残念なことです。ちなみに100円で販売されるときの条件についてはこちら(Eee PCが「100円」 イー・モバイル加入条件、量販店で – ITmedia News)のページに詳しく紹介されています。

ただし、100円で買うには条件があり、イー・モバイルが10日から導入する料金プラン「スーパーライトデータプランにねんMAX」に2年間加入しなくてはいけない。2年間加入を前提に、初期費用を6万9600円割り引く分、基本料金は月額2900円と従来の同社のプランより900円高く設定。どれだけ使っても上限は月6880円となる。

 昨日、ヨドバシカメラに行く機会があったのですが、1階の入り口で、「モバイルパソコンが100円です」という呼び込みをしていました。こちらも、イーモバイル社との契約が必須になるため、ノートパソコンが100円で買えるような印象だけを与えるのは少々強引な販売方法だと思います。

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