グランドピアニストとSDメモリーカード

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グランドピアニスト

セガトイズのグランドピアニストが1週間ほど前に届いていたのですが、忙しくて段ボール箱の中にしまったままになっていました。今日になって余裕ができたので、段ボールの中から商品をとりだしてみました。

いったん、楽天市場のトイザらスでは、ブラックバージョンもホワイトバージョンも売り切れていたのですが、また、ホワイトバージョンは在庫が復活したようで、この記事を作成している段階では2万5000円で販売しています。

少し前にはアマゾンでも同じ価格帯で売っていましたので在庫処分でしょうか。

中には大きな発泡スチロールが詰まっていて、その中に分解された状態で商品が入っています。分解とは言っても入っても、そんなにバラバラになっているわけでもなく、脚やペダルの部分を付属のドライバーで取り付けていけば、15分程度で組み立て終わります。裏返して作業をするときには、天板に傷を付けないように、何か柔らかいものをしきながら作業をした方が良いでしょう。


ACアダプタからの電源コードについては、本体後ろ側の脚の中を通すようになっています。脚の蓋をしめてしまうと後からコードを通せなくなってしまいますので、まずはコードを通してから脚の蓋を閉めるようにしましょう。

組み上がげたあとに本体をまじまじと見ると、意外と高級感があります。光沢も本物のような感じがします。筐体の材質は本物のグランドピアノとは全くの別物のようなのですが、不思議と似ている感じがするのはなぜなのでしょう。おもちゃの延長で考えていましたが、良い意味で裏切られました。

組み上がってから早速自動演奏をさせてみます。音は本体裏面に目立たないようについているスピーカーから出てくるようになっていますが、本体付属のスピーカーはそんなに口径が大きいわけでもありませんので、音質はあまり期待しない方が良さそうです。音にこだわりたい場合には、外付けのスピーカーを付けると良いでしょう。

自動演奏をさせてみると、本当に鍵盤が曲にあわせて動きます。見ているとあきません。でも、よく聴いていると、鍵盤が動く音が聞こえてきます。少し目立つ音なので、ここについては改善要なのではないかと思います。

内蔵の曲を一通り聴いていてだんだんと飽きてきたので、ネットで公開されているMIDIファイルをダウンロードして、形式を変換し、SDメモリカード経由でグランドピアニストに読み込ませてみました。

今回使用したSDメモリカードは256MBの商品です。メモリカードはFAT32やNTFSなどでフォーマットすると、グランドピアニストの方で認識することが出来ないということでしたので、Windows VistaパソコンでFATを指定してフォーマットしました。しかし、グランドピアニストではやはり認識をしてくれません。ネットで情報を集めていると、むしろデジカメでフォーマットした方が良いという情報もあったので、これに従いSDメモリカードが使用できるデジカメでフォーマットをしてみたところ、見事にグランドピアニストで認識をしてくれました。

ネットで落としてきたMIDIファイルは今回はGP_CHGというプログラムを利用して変換をしました。こちら(グランドピアニスト用変換フリーソフト GP_CHG)で公開されていま

音楽研究所 音楽ソフト->Windows->Grand PianiStation
ピアノ曲を演奏し鍵盤の動きを楽しむためのプログラムです。femファイルの書き出しも出来ます。その他、Windows用、Macintosh用の各種音楽ソフトがダウンロードできます。

SDメモリカードをグランドピアニストで認識させるときには、グランドピアニストの電源を切った状態でSDメモリカードを差し込みます。そして、電源を入れて、演奏モードで選曲を指定すると、SD選曲というメニューが出てきます。このSD選曲というメニューが出てくるとSDカードが認識できている状態ということになります。

MIDIファイルの方はピアノ演奏専用のMIDIファイルではなくても、うまくGP_CHGが変換をしてくれるようで、とても聞きやすい音色で調整をしてくれました。後から自分で入れた音楽についても十分に満足がいくものになりました。

問題はMIDIファイルの入手性です。グランドピアニスト用に売られている曲は非常に限られているので、自分が本当に聴きたい曲は何らかの手段で集めてこなければなりません。以前であれば、@niftyのフォーラムの一つである、FMIDIというところにいけば、すでに著作権関係の問題をクリアしたいろいろなMIDIファイルが無料で手に入りましたが、@niftyでフォーラムの運営を停止してしまったために、今ではFMIDIというフォーラム自体が消滅した状態になってしまっていました。非常に残念です。こうなると、いろいろなところで少しずつ公開されているファイルを寄せ集めてこなくてはいけません。少し大変な作業でした。

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