映画「ブラッドダイヤモンド」を見た

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ブラッドダイヤモンド

楽天レンタルで予約リストに入れておいた映画「ブラッドダイヤモンド」のDVDが自宅に届いたので見てみました。戦争が絡む映画は基本的に好きではないのですが、この映画についてはかなり話題になっていたので恐る恐る見ることにします。

この映画では内戦が続いているシエラレオネ共和国というところが舞台になっています。そして、政府軍と反政府勢力のRUFというところが戦っています。この内戦の影には紛争ダイヤモンドと呼ばれるダイヤモンドが闇取引されていて、このダイヤモンドが有力な資金源として機能していることが映画の背景にあります。

ダイヤモンドの採掘場で強制労働させられているソロモン・バンディという人が採掘現場で大きなダイヤモンドの原石を見つけます。そして、彼はこれを足の指の間に挟み、トイレに行きたいと申告します。トイレに行く際には原石の持ち出しがないかを厳重にチェックされますが、このチェックを何とか潜り抜けて、トイレへと向かいます。しかし、ここで大尉に持ち出したことが見つかってしまいます。

ここで終わりかと思ったところ、ちょうど採掘場に政府軍が攻撃をしかけてきて、ソロモンは逃げた後、土の中にダイヤモンドを隠して政府軍につかまります。

そして留置所へ連行されるわけですが、ここでレオナルドディカプリオが演じるダニー・アーチャーと出会います。ダニーアーチャーはたまたま、ソロモンが大きなダイヤを隠していることを知り、この二人は連れ立って、埋めたダイヤモンドを探し出すための旅に出かけるという流れになっています。

なかなか見ごたえがある映画で、全編で2時間以上あるのですが、集中して見ているうちに最後まで見終わってしまいました。

ダイヤモンドの採掘権や掘り出されたダイヤモンドの売買をめぐっては、色々な利権が重なり合い、色々なドラマが繰り広げられているのだろうと思いが膨らんでいきます。日本で普通に暮らしている分にはまったく縁遠い話ではありますが、映画という仕組みの中でまったく異次元の物語にひたることが出来るというのは改めてすばらしいことだと思いました。

多少、撃ち合いのシーンなどもありますが、壮大なストーリー全体を楽しむ上ではおススメできる映画だと思います。

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