文章のサンドイッチ構造

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 あまり伝えたくない話をマイルドに伝えたいときには、話しをサンドイッチ構造にして伝えると良いと、よく言われています。このサンドイッチ構造というのは、上と下のパンの部分が良い話し、そして中心の具の部分が悪い話しという構造です。

 そんなサンドイッチ構造を実践しているニュースリリースがソフトバンクから出ていました。それはYahoo!ケータイのトップページが従来は通信料無料になっていたにもかかわらず、今後は通信料が有料になることを伝えるニュースリリースです。

 ☆「Yahoo!ケータイ」トップページについて | ソフトバンクモバイル株式会社


 具体的には下記のような文章になっています

ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、社長:孫 正義)は、2009年2月1日(日)を目指し、「Yahoo!ケータイ」上での、「タダ歌ばん」「タダゲーム」「タダコミ」「タダデコ」「タダ本」「タダメロディ」に代表される情報料無料※1サービスをさらに強化していきます。また、 JAPANが既に提供している人気無料サービスを中心に連携をさらに強化し、携帯電話ならではのサービスの充実に努めてまいります。
「Yahoo!ケータイ」は、携帯電話機の「Y!」ボタンを押すだけでつながるモバイル・インターネットへの入り口で、使いやすさに徹底的にこだわるとともに、情報料無料でお客さまにお楽しみいただけるコンテンツを多数提供しております。
本施策にあわせて、「Yahoo!ケータイ」トップページの通信料を、2009年2月1日(日)より0.21円/パケット(「パケットし放題」加入時0.084円/パケット)とします※2。なお、トップページ以外の各ページに関しましては、これまでも通信料有料で提供させていただいております。
今後も、さらに使いやすさにこだわり、お客さまに情報料無料でお楽しみいただける幅広いコンテンツを提供して参ります。

 この文章を見ると判るように、第一段落目と第二段落目は一部のサービスを無料化するという明るいニュースで始まっています。

 そして、第三段落目でYahoo!ケータイのトップページへの通信料が優良になることを伝えています。そして最後の段落では、情報量無料とするコンテンツを幅広く提供するという明るい文章で締めくくっています。確かにこのように報道すると、有料化されることの悪い印象はかなり薄れることになります。

 ただ、報道機関はこの文章の真意をきちんと見抜いていて、たとえば、ケータイwatchでは、「Yahoo!ケータイのトップページ、通信料課金へ」と、暗いニュースの部分を全面的に押し出して報道しています。ニュースリリースと同じことを伝えてはいるのですが、伝え方によって、こうも印象が変わるのかというのを読み比べてみると本当におもしろいと思います。

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