「むさし野温泉 彩ゆ記」に行った

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むさし野温泉 彩ゆ記

日帰り温泉に行きたくなりネットでどこの評判が良いか調べてみると、「むさし野温泉 彩ゆ記」というところの評判が良いことが判りました。たとえば@niftyの口コミ情報では5点満点中3.9点が付いています。

むさし野温泉彩ゆ記 埼玉県/川越・所沢 の日帰り施設 : @nifty温泉

あまり家から遠いところだと大変なのですが、住所を見る限り所沢の方にあるようです。所沢とは言っても地図で確認してみると関越自動車道の所沢インターチェンジの近くです。グーグルマップで経路検索をしてみたところ、ひばりヶ丘や新座を縦に縦断していけば、うまく着くことが出来るようです。渋滞さえなければ、だいたい家から1時間程度で着きそうです。


さっそく行ってみることにしました。この「むさしの温泉 彩ゆ記」は2007年5月にオープンした施設なので、ナビには残念ながら入っていないはずです。この施設は「埼玉スポーツセンター」というところにあるようなので、施設名検索で「埼玉スポーツセンター」を指定してみると、無事に場所が判りました。あとはナビに従って走っていきます。

国道246号線の川越街道を東京方面から走っていくと、「みずほ台駅入口」という交差点を左折して道なりに少し行ったところに埼玉スポーツセンターはありました。日曜日の11時30分頃に着いたのですが、駐車場の手前はほとんどいっぱいになっています。これはもしかして駄目かな?と思いつつ、車を奥の方へ走らせていくと、空いているスペースがたくさんありました。彩ゆ記は駐車場の中で道路に一番近いところにあるので、奥の駐車スペースに停めると遠くなってしまいますが仕方がありません。奥にはボーリング場などがありました。

埼玉スポーツセンターのボーリング場

この埼玉スポーツセンターそのものはかなり古くからある施設のようなのですが、手前の温泉の建物だけがとてもシックな雰囲気で新しいので、ちょっと他の設備と比較して雰囲気が違う感じがします。

むさしの温泉 彩ゆ記の建物

入り口から中に入っていくと、ちょっと照明が暗めになっていて、何だかとてもおしゃれな感じです。これで入浴料が1000円以下というのはとってもお得な感じがします。ロッカーの鍵を見ると、かなり鍵が付いているところが少なかったので、やはり人気のある日帰り温泉のようです。このロッカーの横にはちょっとした飲食が出来る場所がありました。ソフトクリームや各種ドンブリもののほか、お弁当などの販売もあるようです。

下駄箱に靴を入れて歩いていくと、すぐに受付がありました。注意書きを見てみると、特に館内に居ることが出来る時間に関する制限は無いようです。100円で会員券を作ることで、割引が効くようでしたので、受付の横の記入台で会員の申し込み書に記入しました。

そして、受付を終わらせたあと、1000円の床屋さんを横目で見ながら、そのままお風呂へ直行しました。お風呂は1階にあります。そして、2階は岩盤浴になっています。岩盤浴は別料金になっています。今回はあまり時間も無かったので、岩盤浴には入りませんでした。

脱衣所はごくごく普通の大きさで和風なロッカーがたくさん並んでいます。手が届きやすい中段のロッカーはいっぱいになっていましたが、一番上か一番下のロッカーは空いていました。脱衣所のそばには喫煙コーナーも準備されていたので、愛煙家の方も大丈夫です。

内湯はそんなに広くはありません。お風呂場に入ったところの左手には洗い場があってカランがたくさんあります。洗い場はそんなに混んでいませんでした。そして、「静」と書かれたお風呂にまずは入ってみました。ここのお風呂は浴槽ごとにそのお風呂の特徴を示す一字の感じが名付けられているようです。

この「静」に入っていると、すぐに肌がヌルヌルとしてきます。ここのお風呂はアルカリ性の温泉なのですね。普通の日帰り温泉施設ではお湯を循環しているうちに、あまり水道水と変わらなくなってしまっているところも多々あると思うのですが、この彩ゆ記については、お風呂のお湯が本当の温泉という感じがしてとても気持ちが良いです。このお湯は、この施設の最大の魅力ではないでしょうか。

そして、「静」の横には「舞」という気泡浴があります。この気泡浴、何だか深さがほとんどありません。かといって、完全に寝るような作りにもなっていないので、どのようにして入るのかが今一つよく判りませんでした。でも、お湯は気持ちが良い上に、泡もたくさん出ているので、身体には良いマッサージ効果があるような気がします。

この内湯の場所からは露天風呂のエリア沿いに廊下が続いています。この廊下を歩いていくと、今度はサウナや水風呂、そしてアロマの効果があるミストサウナがありました。

サウナはタワー型のサウナになっていて、とても大きな部屋になっています。そして、テレビが設置されているので、だいたいどこの場所からでもテレビが見ることが出来るように工夫された配置になっています。テレビでは民主党の長妻議員が出ていて、簡保の宿の売却にかかわる問題などを追求していました。サウナで裸になりながら、このような政治問題を扱うテレビを見るというのは、変な気持ちが少しだけしました。

サウナの出口には2種類の水飲み場があります。一つは冷水器、そしてもう一つは背の低い水飲み場という感じでした。2つも水飲み場を設置しているのは、冷水器だとお腹を壊してしまうかもしれないことからの配慮でしょうか。

水風呂については横に水をかけるための設備もあり、快適に利用することが出来るように工夫されています。この水をかけるためのところに入っている水は無茶苦茶に冷たいということはなく、少し温度が調整されているようです。身体を慣らすにはちょうど良い温度でした。ここで水をかけたあと、水風呂に入ります。水風呂の方は水温計を見ると14度をさしていました。少々冷ためな感じですが、何とか入ることができました。サウナで暖まりきった身体を休息に冷ますことが出来ます。これは気持ちが良いです。

水風呂とサウナを3回くらい往復しました。サウナの方も湿度が低めのせいでしょうか。あまり不快な感じがしません。汗もダラダラと流れるようなことは無くて、適度に蒸発していっているようです。10分以上でもじっくりとサウナに入っていることができました。

サウナと水風呂の往復に疲れたときは、その横にあるミストサウナも気持ちが良いです。あまり室内の温度は高くありませんが、アロマの成分が充満していて気持ちが何となく落ち着く感じがします。ミストサウナでは椅子のところがヌルヌルしていて気持ちが悪いことがよくありますが、ここは蛇口とホースが使えるようになっているので、席に座る前に自分で椅子の上を水で流すことが出来ます。これも良いアイディアだと思います。

サウナゾーンをあとにして、今度は露天風呂のエリアに行きました。まず、建物寄りの日陰になっているところに「熱」というお風呂がありました。ここは確かにお湯が熱いです。水温計がよ見えなかったのですが、42度くらいはあったのではないかと思います。数分入っていたらのぼせてきてしまったので、今度は井戸水を還元している「蘇」というお風呂に入りました。ここのお風呂はお湯が「ぬるめ」になっていて、のんびりと入っていることが出来ます。温泉のお湯に飽きたときには、この還元水で身体を休めるのも良いかもしれません。

この横には小さな浴槽の「独」というお風呂がありました。よく、壺のようなお風呂を見かけることが多いですが、ここは木で出来ているので珍しいと思います。この「独」は人気があるためか、通りかかるたびに違う人が入っていて、今回は入ることが出来ませんでした。

露天風呂のコーナーの真ん中には「和」というお風呂があります。ここには屋根が付いていて、お風呂も「ぬるめ」になっています。このお風呂は人気があるようで、いつもたくさんの人が入っていました。この「和」の上にある「極」のお湯があふれ出てきて、この「和」に降り注ぐような感じになっているようです。ということで、お湯の源の「極」にも行ってみました。

この極は熱すぎることも無く、ぬるくもなくという水温を保っているようです。また、浴槽の中でも、お湯が出てきているところ(岩の中に湯壺があってそこは赤茶色に変色し、温泉だなという感じがします)は熱く、そこから離れると徐々にぬるくなっていくような感じです。ここは源泉掛け流しということなので、やはり効果が高いような感じがします。硫黄の臭いもするのですが、温泉の成分を見ても硫黄は含まれていないように見えます。この硫黄っぽい臭いは何の臭いなのでしょう。この極に入っていると、また身体がヌルヌルとしてきました。このヌルヌル感は、昔行ったことがある、武蔵五日市から山を登ったところにある日の出つるつる温泉を思い出します。

この「極」に入っていると、ゴルフ練習場のネットや建物の向こう側にある道路に建っている電信柱の上の方が見えてきます。この電信柱に工事の人がよじ登ると、この露天エリアは一望出来てしまうのだなと、どうでも良いことを考えていました。

お風呂に2時間くらいは入っていたでしょうか。2時近くになってお風呂からあがりました。2階が岩盤浴のエリア、そして1階が無料のエリアになっていますが、あまり休むスペースが広くありません。1階には「- お食事処- 百花料爛」があり、ここがかなりのスペースをとっています。ここでちょっと休もうかという意見も家族からはありましたが、車で移動して別の場所でご飯を食べることにしました。

ちょっと休むためのスペースが少ないのは残念なところではありますが、お風呂そのものは非常にグレードが高いのではないかと思います。家から1時間程度で行くことが出来るので、また、機会を作って行きたい温泉だと思いました。

 

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コメント

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