埼玉県にある小江戸はつかり温泉に行った

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東上線

 かなりの頻度で色々な日帰り温泉に行っているため、東京近辺の施設はかなりまわってきてしまいました。まだ行ったことが無い所の中で良いところは無いかな?と、@niftyの温泉コーナーを探していると、埼玉県の中で良さそうな温泉を見つけました。

 ★小江戸はつかり温泉 埼玉県/川越・所沢の日帰り施設 : @nifty温泉

 少し前に行った彩ゆ記(「むさし野温泉 彩ゆ記」に行った)の少し先に行ったところにあるようです。


 ナビで「小江戸はつかり温泉」の住所(埼玉県川越市渋井26-1)を指定しようとしたところ、渋井26という住所が登録されていません。どうも平成17年以降に出来た住居表示のようです。仕方が無いので、その住居表示の一番近い地番を指定して出発しました。

 ナビは環状八号線に向かうように指示するのですが、あまり環八を走るのは気が進まないので、今回は環八よりも西側の道をずっと北上する方法で進んでみました。ナビは中央線の北側にいったあたりで環八に誘導しようとするのをやめて、北上するルートを指定するようになりました。再探索をしながら適切な道を教えていってくれるので助かります。

 川越街道に出て片側2車線の道路になっているときは普通の都市郊外の道路という感じであまり情緒は無いのですが、途中から片側1車線になると、両側が並木になっていて、中央分離帯のところまでもが並木になり、何だか昔ながらの街道という感じになります。

川越街道の石碑

 そのまま川越街道をまっすぐに走っていると、ナビが亀久保という交差点で右折を指示してきました。この道を進んでいくと上福岡の駅のすぐ近くを通ります。東武東上線の踏切を渡って、さらに進んでいくと川崎という交差点で右方向、渋井という交差点で左折を指定されました。

 この渋井という交差点から曲がった道はとても広くて立派な道です。何なのだろうとナビを見ると、富士見川越有料道路とのことでした。有料道路のはずですが、料金を払わなくても道路に入ることが出来てしまうのは少々不思議な感じがします。家に帰ってから調べてみると、料金所が1箇所あってここをまたがると有料になるようです。しかし道路の償還が終わって2009年の8月からは無料になる予定もあるようです。

 渋井から北方向に富士見川越有料道路を走っていると、道の反対側に「小江戸はつかり温泉」が見えました。道を迂回して富士見川越有料道路の南方面の車線に入り、そして現地に到着しました。

 着いたのは日曜日の午後1時過ぎです。駐車場は建物に近いところは車が詰まっていましたが、奥の方がかなり空いていました。

小江戸はつかり温泉の駐車場

 車を停めて施設の玄関まで歩いていくと、なかなか和風な落ち着いた作りになっています。

小江戸はつかり温泉の玄関(遠景)
小江戸はつかり温泉の玄関ドア
温泉のご利用案内

 玄関には券売機があるので、ここでチケットを購入して受付に出せば中に入ることが出来ます。中に入ると休憩をする場所や大きな食事処がありました。お昼過ぎだったので、まだ食事処はお客さんで賑わっています。そのまま湯処を目指しました。ちょっと入口がわかりにくくて、一回、お手洗いのエリアに入ってしまいましたが、すぐに間違えに気がつき、湯処の方へ行きました。

 お風呂は、「ざぶーんの湯」と「さらさらの湯」の二種類があるようです。今回は男湯が「さらさらの湯」に割り当てられていました。さらさらの湯は下記のような構成になっています。

野天風呂
* 源泉ぬる湯(かけ流し・38度に加温・加水無し・消毒あり)
→もっとも高い場所に位置する岩風呂のようになっているところです。外見的にはここのお湯が一番熱いのだろうという感じがしますが、実はここは「ぬる湯」になっていました。長風呂にはもってこいです。温泉は掛け流しになっていて、お湯は黄土色でした。
* 源泉あつ湯(かけ流し・41度に加温・加水無し・消毒あり)
→上記の源泉ぬる湯の下にあるお風呂になります。源泉ぬる湯からあふれ出たお湯がこちらの源泉あつ湯にこぼれ落ちる仕組みになっています。ぬる湯のお湯がこぼれ落ちてくるのだから、何となくこのお風呂は「ぬる湯」よりもさらに冷たいのではないか?という感じがしますが、実は「あつ湯」になっています。
* 洞窟風呂(さらさらの湯)
→こちらは足湯になっていてテレビを見ることが出来ます。冬はちょっと肌寒いかもしれません。サウナなどに入ってほてった身体を冷ますにはちょうど良い感じです。
* つぼ湯
→人が一人入ることが出来る壺がいくつか並べて置いてあります。この中にお湯が入っていて、暖まることが出来ます。
* 電気つぼ湯
→つぼ湯のうちの一部が電気つぼ湯になっています。ビリビリとしそうで怖くて中に入ることが出来ませんでした。
* ねころび湯
→お湯がヒタヒタと貯まっていて、その上に寝ることが出来るようになっています。
内風呂
* 源泉ぬる湯(かけ流し・38度に加温・加水無し・消毒あり)
→のんびりとお風呂につかっていられる「ぬる湯」です。
* 源泉適温湯(かけ流し・40度に加温・加水無し・消毒あり)
→適温湯という名前になっていますが、ちょっと熱めに感じました。長時間入っているためには「ぬる湯」の方がやはり良さそうです。
* 水風呂(井戸水かけ流し)
→サウナのすぐ横に付いています。大きな水風呂なので、サウナにほてった身体を冷やすにはちょうど良い感じです。
* 遠赤外線サウナ
→ドライサウナです。テレビも付いています。テレビの画面が熱のせいなのか、ちょっと黒ずんでいるところがるのが気になりました。大丈夫なのでしょうか。
 サウナそのものはとても効率よく発汗できてとても気分が爽快になりました。普通のサウナよりも汗をかきやすいような気がしたのですが気のせいでしょうか。
* 蒸気塩サウナ(さらさらの湯)
→今回はハッカの成分を蒸気に蒸して室内に充満させていました。席が6個くらいあるのですが、常に席は埋まっていました。入口近くには壺にたっぷりの塩も準備されています。長時間入っていてもドライサウナのように苦しくなることがありません。ちょうど良い程度の温度に調整されています。常連さんらしき人が、室内の温度を調整するセンサーの部分に水をかけたときは、しばらくたってから室内に蒸気がたくさん充満し、少々息苦しくなりましたが、しばらくするとまた元通りになりました。

 全般的に大きな特徴があるわけではないような気がするのですが、一つ一つの設備はとてもよく出来ていると思います。結局は温泉を一通りまわったり、サウナや蒸気塩サウナに入ったりして、2時間以上も温泉を楽しんでしまいました。お薦めな温泉だと思います。

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