ゴールデンウイークと1000円高速

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高速道路

 3月下旬に上限1000円で地方高速道路が乗り放題になる休日割引制度が始まりました。そして、4月下旬から5月上旬にかけて初のゴールデンウイークを迎えました。新聞各紙ではこの高速1000円の効果に関する記事がいくつか見られました。結局は10キロ以上の渋滞が昨年の倍になったそうです。

 中日新聞では、連休中は100キロ以上の長距離利用が急増した可能性があるという中日本高速道路会社の分析結果を引用しています。また、この長距離利用が急増したことを裏付けるようなデータもあります。読売新聞の記事によれば、ゴールデンウイーク期間中の高速道路でのガソリン販売量が前年同期比で2割から5割増と大きく伸びたそうです。


 今回の高速道路の割引制度では、一旦、インターチェンジから一般道路に降りてしまうと、そこから先でまた高速道路を使用することで1000円が別に課金されてしまいます。そこで、今回の割引制度の恩恵を最大限得るためには、出来るだけ地方圏の高速道路を遠くまで走り続けた方がお得ということになります。高速道路を走り続けると当然ガソリンを消費するので、サービスエリアなどにあるガソリンスタンドにおけるガソリンの販売量が増えたのでしょう。(逆に高速道路以外のガソリンスタンドもあわせた統計ではそんなにガソリンの販売量は増加していないという元売業者の声もあるようです)

 一方で本来の今回の政策の目的である、観光地における消費増はあったのでしょうか。氷見市の氷見フィッシャーマンズワーフは160台の駐車場しか無い施設に1日に2000から3000台もの車が押し寄せてきて大賑わいだった一方で、飛騨高山の旧道には例年お1.14%増のマイカー流入しかなかったそうです。したがって、今回の政策が試行される前にはなかなか行けなかったような遠くへ、高速道路を使って行く人が増えたものの、走行距離が増えただけで、この人の動きが経済効果に結びついていないという声もあります。

 私自身はゴールデンウイーク期間中については渋滞に巻き込まれるのが怖かったので、あまり積極的には高速道路を使用していませんでした。むしろ、ゴールデンウイーク期間中に長距離を移動するよりは、普通の週末などに移動した方が良いかなという気持ちです。

 個人的には自動車の運転もおもしろくなってきたところなので、今回の政策は継続して欲しいところではありますが、経済効果という側面では確かにどの程度の効果があるのか、気になるところではあります。

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