山梨県の「藤野やまなみ温泉」に行った

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藤野やまなみ温泉

ある日曜日、朝から天気はどんよりとしていたのですが、午後からは晴れそうだったので、ちょっとだけ足を伸ばして、東京から見ると相模湖の向こう側にある「藤野やまなみ温泉」というところに行ってきました。自宅を午前11時頃に出発して一般道路をたどって現地を目指しました。

東八道路を府中へと向かい、国道20号線(甲州街道)とクロスしたところで甲州街道を西へ進みます。途中、立川のあたりで左折をして多摩川を渡る日野橋を渡っていきました。

車線を間違えて危うくこの日野橋交差点を直進してしまいそうになりましたが、うまく車線を変更することが出来て、何とかなりました。何で甲州街道を真っ直ぐ行っているつもりなのに、日野橋交差点では直角に曲がるような構造になっているのだろうとふと疑問に思い、ネット調べてみました。昔の甲州街道はそのまま奥多摩街道を少し進んでから左折するようなルートになっていたようです。

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甲州街道を西へ

日野橋を渡ってそのまま行くと、やがて日野駅の横を通り過ぎます。駅の近辺は道路が混雑していることが多いですが、ここはそんなことはありませんでした。そのまま進んでいきます。

グーグルマップで調べていると、日野バイパスという便利そうな道がありました。谷保のあたりで甲州街道と分岐して国立インターチェンジのあたりを通り、そのまま行くと北八王子駅の近くまで行くことが出来るようです。

この道を使えばかなり時間の短縮につながりそうな感じがするのですが、なぜカーナビはこの日野バイパスを選択してくれなかったのでしょう。また不思議になってきたのでWikipediaで調べていると、この日野バイパスは2007年に開通したことが判りました。

カーナビに入っている地図は2005年のものなので、日野バイパスの存在を知らないのでしょう。今度、甲州街道を西に行くときには是非この日野バイパスを活用しようと思います。この日野バイパスと東八道路がつながれば、名実ともに東八道路は八王子までをつなぐ道路になりそうな気がするのですが、これもWikipediaを調べてみると、やはり接続させる計画があるようです。これがつながれば驚くほど便利になると思います。

そのまま車を走らせていくと、八王子の市街地に入りました。松任谷由実さん(荒井由実さん)の実家、荒井呉服店が確か道の右側にあったはずだと思って見ていたのですが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。

荒井呉服店

後日撮影した荒井呉服店

さらに進んでいると、北八王子駅、高尾駅の近辺を通過し、その先の高尾山口の付近になりました。道の左側にはトリックアート美術館があります。こちらにはかなり昔、2004年の10月に行ったことがあります。(高尾山の麓にあるトリックアート美術館

色々なだまし絵が展示されていて、とてもおもしろい美術館でした。小さな子どもがいる場合にはお薦めの美術館だと思います。1階がガソリンスタンドになっていることは、今回初めて知りました。

そのまま進むと今度はたくさんの人が列をなして歩いています。ミシュランか何かで高尾山が紹介されて、とても人気が高まっているという話しはどこかで聞いたことがありますが、それでも人の数が半端な数ではありません。こちらは3月の第二日曜日に実施されている「大火渡り祭 」というイベントが行われているために、観光客が押し寄せていることが判りました。

その先は甲州街道はどんどんと山の中に入っていきいます。道がグニャグニャと曲がっていて、初心者にはかなり厳しい山道でした。そのまま走っていくと、大垂水峠というところに出て、そこからは今度は下り坂になります。こちらも、カーブの連続で、速度は30Km/hから50Km/hくらいで慎重に走っていきました。交通量が少なかったのがせめてもの救いです。

ちょっとカーブの連続だと家族が車に酔ってきてしまってきたので、帰りは中央高速を使って帰ることにします。そんなことを考えつつ、相模湖の北側の道をどんどん走っていきます。すると、カーナビが、「700メートル先、日連入口を左です」と案内しました。ここで曲がると、相模川を渡る大きな橋(日連大橋)をわたって、また山道になっていきました。そして、10分弱で藤野やまなみ温泉に着きました。

駐車場から見た山並みはなかなか気持ちの良い景色です。ここから「やまなみ温泉」と名付けられているのでしょうか。

温泉から見た山並み

一方で温泉の建物の入口は下の写真のような感じでした。小綺麗です。

藤野やまなみ温泉

入口には営業時間の案内もありました。

藤野やまなみ温泉

日曜日の午後1時頃でしたが、そんなに混んでいることはありません。駐車場も停められる場所がいくつか残っていました。お風呂は「湖の湯」と「森の湯」に分かれています。このどちらかが男湯、どちらかが女湯になっているということなのでしょう。どういうサイクルで入れ替わるのかは判りませんでした。

私が行った日には、湖の湯が男湯になっていました。湖の湯はサウナがドライサウナになっています。源泉掛け流しの内風呂と、やはり源泉掛け流しの露天風呂があります。これらのお風呂では循環濾過も併用されているようです。私が行ったときには特に浴槽からお湯があふれ出ているようには見えなかったので、循環濾過を行っていたのでしょうか。先日行った、郡山の温泉と比較しても、肌のヌルヌル感はあまり無いような感じです。

また、ドライサウナに外側に水風呂があるのですが、何だか半円形の不思議な形の浴槽で、ちょっと入りにくい感じの浴槽です。浴室そのものは広いので、水風呂についても、もう少し大きな浴槽にして貰えればベストだったと思います。

この施設では源泉水を100%利用していて加水はしていないということがパンフレットに大きく書いてあります。これが売り文句になるということは普通の温泉は加水が一般的に行われているのでしょうか。ちょっと気になるところです。

そして、温泉からあがったあとはレストランへと向かってみます。こちらはかなり広い部屋になっています。メニューがテーブルの上にあったので見てみると、なかなか良心的な値段でした。

藤野やまなみ温泉のメニュー

でも、来る前にお昼ご飯は食べていたので、グッと我慢し、子どものソフトクリームを買って、今度は東京方面を目指しました。さすがに帰りは大垂水峠を通ると家族から非難囂々になってしまうので、相模湖インターチェンジから中央自動車道にのることにします。藤野やまなみ温泉からインターチェンジまでは10分強程度で着きました。国道20号線からインターチェンジの入口方面に曲がって、実際に料金所に着くまではかなりの距離があります。国道20号線が走っている場所と中央自動車道が走っている場所にはかなりの高低差があるので、この高低差を埋めるために、長いアプローチが設けられています。

中央自動車道にのってしまえば、あとは順調に東京を目指すことが出来ました。途中は渋滞も一箇所もなく、あっという間に国立府中インターチェンジまで着いてしまいました。いつもであれば調布インターチェンジで下りることが多いのですが、出口が混んでいることもあるので、今回はあえてその一個手前の国立府中インターチェンジで下りてみます。ここはさきほど紹介した日野バイパスにつながっていて、すぐに甲州街道へ出ることが出来ます。甲州街道を新宿方面へと曲がり、そして東八道路との交差点で、東八道路方向へ下りて西を目指しました。

行くときには自宅から藤野やまなみ温泉まで2時間ほどかかりましたが、帰りは1時間ほどで着いてしまいました。やはり高速道路というのは偉大だということを感じた次第です。

【2014年6月1日追記】

温泉博士の2014年6月号についていた温泉手形を使って、また、藤野やまなみ温泉に行きました。今回は中央道が混雑していたので、甲州街道を使ってきました。

午前10時を少し回ったころに現地に着きました。日曜日でしたが、そんなに駐車場は混雑していませんでした。

今回はスチームサウナがついている方が男湯です。源泉のお風呂もいつもであればぬるくてずっと入っていられるのですが、今回はとても熱くてあまり長湯ができませんでした。外気温で源泉の温度がかなり変わるようです。この日は外気が30度ほどありました。

コメント

  1. 臨機応変?Part2 より:

    藤野やまなみ温泉に行きました

     温泉博士の7月号についていた温泉手形を使って、神奈川県相模原市にある藤野やま…