トヨタ自動車がハイブリッド車の「レクサス」を発売した

HS250h

 トヨタ自動車がハイブリッド型の新型レクサスを発売しました。プリウスは思い切った値下げをして一気に普及を狙っていましたが、こちらのレクサスについては少し高めの値段設定で高級車市場でハイブリッド旋風を巻き起こそうという考えのようです。今回発売されたハイブリッド型の新型レクサス「HS250h」については価格は395万円からとなります。プリウスの最廉価なモデルと比較すると倍の値付けということになります。

 そして、気になる燃費ですが、1リットルあたり23Kmとなっていて、小型車のヴィッツと同程度の燃費を実現しています。しかし、このレクサスでは2.4リットルもの排気量の大きなエンジンを積んでいますので、加速性能等についてはかなり期待できるのではないでしょうか。トヨタとしてはレクサスには「走り」と同時に「環境重視」の姿勢を明らかにした形になります。このコンセプトは市場にかなり受け入れられるのではないでしょうか。


 既にこのハイブリッド型レクサスについては発売前にもかかわらず3000台を上回る注文が入っているそうです。高級車の発売前の注文としては異例の多さなのではないでしょうか。プリウスを購入しようと考えていた一部のお金に余裕がある人が、プリウスのあまりの納期の遅さに我慢しきれずに、こちらのレクサス購入に切り替えているような気がします。

 ハイブリッド車についてはホンダのインサイトも好調に売れていて、6月の新車販売台数(軽自動車除く)のうち14%もの割合がハイブリッド車が占めているそうです。これは新型プリウスが発売されたばかりの現状を考えるとかなり高い割合なのではないかと思います。

 今後はホンダがフィットに相当するコンパクトカーでハイブリッド車を出す計画もあると聞いていますので、ますますハイブリッド車が普及していくことが容易に想像できます。地球環境に対しては燃費が高いクルマが普及することは本当に良いことだと思いますので、是非この傾向が続くと良いと思います。

 逆にあと数年でハイブリッドカーや電気自動車が当たり前になるようなときがきっと来るような気がします。日産自動車などはハイブリッドカーについては過渡期の商品に過ぎないというスタンスで電気自動車の開発に全力を投入しています。三菱も先日、電気自動車を法人向けに販売開始しました。こちらの電気自動車がどの程度の割合で普及していくかが、私にとっては次の大きな関心事です。

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