トヨタのプラグインハイブリッド車

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プリウスPHV

 プリウスのプラグインハイブリッド車がリース販売されました。現行プリウスの構成を基本にして、バッテリーをリチウムイオン電池として、たくさんの電気を蓄えられるようにしています。リチウムイオン電池はコストこそ高いですが、ノートパソコンや各種モバイル機器に採用されているように、小型・軽量であるにも関わらずたくさんの容量の電気を蓄えることが出来ます。従来はニッケル水素電池が利用されていました。

 プラグインハイブリッドのプリウスは、車両価格は消費税込みで525万円と通常のプリウスと比較するとかなり割高、2倍以上の金額になっています。やはり、リチウムイオンバッテリーの金額がそのまま転嫁されている形になっているのだと思います。


 トヨタでは今回は600台の限定販売なのでコストが高くなっているが2年後に市販するときにはもっと安価にすることを狙っているようです。しかし、リチウムイオンバッテリーをそのまま売るのではなく、日産のようにバッテリー部分についてはリース方式にするとか、車の駆動に使えなくなったリチウムイオンバッテリーは風力発電などの用途に二次使用するなど工夫をして、出来るだけ一般消費者に対して価格が転嫁されないように工夫すべきなのではないかと思います。

 満充電した状態でガソリンエンジンを使わずに23.4Km(JC08モード)は走ることが出来るそうです。日常の買い物などは、自宅で充電した状態で運転すれば20Km以上走ることができれば、まず十分なのではないかと思います。そして、週末に遠出をするときにはガソリンエンジンを併用するという感じの使い方になるのでしょう。

 今回はトヨタからの発表でしたが、今後も各社からハイブリッド車や電気自動車の発表は相次いでいく物と思います。各社の動きが本当に楽しみになってきました。今乗っているラフェスタも、来年の車検は通すとして、その次のさらに2年後の車検で買い換えを考えるとすれば、電気自動車が視野にかなり入ってくるのではないかと期待しています。

【2012/09/16追記】

 トヨタはプリウスのプラグインハイブリッド車として発売を開始しています。値段が高いので爆発的な売り上げというわけには行きませんが、今後の動向が楽しみなクルマではあります。

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