3D映画に力を入れている? (ワーナーのデジタル3D)

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 ワーナーマイカルシネマズにワンピースの映画を見に行ったときに、映画館のいろいろなところに、3D映画に関する案内がありました。

3D映画

 3D映画というと、ディズニーランドの中のアトラクションとして上映されていた、キャプテンEOなどが懐かしいですが、そのようなアトラクション以外ではあまり見る機会がありません。一般の映画館で、今までヒットしたような作品はあるのでしょうか。


 今回、ワーナーで力を入れているデジタル3Dというのはどのような方式なのでしょう。公式サイトで確認してみました。従来の3D映画では赤と青のメガネをかけて見る映画が主流だったけれども目や頭が疲れるという欠点があったということが書かれています。

 これに比較して、デジタル3Dではデジタルプロジェクターを使用して、左目・右目のデータを1フレームにつき各3回(計6回)を投影するのだそうです。映画では1秒間で24フレームあるので、デジタル3Dでは1秒間に合計144フレームがスクリーンに投影されることになります。

 そして、このデジタル3D方式でも専用のメガネをかける必要があります。これは右目用の映像が出ているときには左目からの視界をフィルタリングして、左目用の映像が流れているときには右目からの視界をフィルタリングするような仕組みになっているのでしょう。

 一般の3D映画と比較して、どれくらいリアルな映像になっているのかが気になるところです。是非、対応の映画が上映されたら、見に行ってみたいと思います。現在上映されている「カールじいさんの空飛ぶ家」などはデジタル3D対応だそうです。

 なお、デジタル3D上映作品を専用のメガネをかけて楽しむときには従来の入館料金に追加して300円が必要になるそうです。

【2010/01/31追記】

 米国の映画「アバター」の世界興行収入が1月25日に18億ドルを突破したことが報じられました。1997年に公開されたタイタニックを抜いて史上最高額を記録したそうです。タイタニックが1年半をかけて樹立した記録をたったの39日間で更新したというのは凄いことだと思います。

 この映画の特徴は3D映画であることです。かなり効果的に3Dの効果が活用されているようなのですが、いったいどんなことになっているのか非常に興味があります。台湾では劇場でアバターを鑑賞していた中年の男性が興奮しすぎて倒れて病院に運ばれたというのですから驚くばかりです。もしかすると、このアバターが日本における3D映画の火付け役になるかもしれません。

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