高速道路無料化の範囲

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高速道路

読売新聞の報道によると、民主党政権が進めている高速道路の無料化の範囲について、全国の高速道路の総延長約8500Km(首都高速道路、阪神高速、本州四国連絡道路を除く)のうち約2割程度にあたる1500Km程度について今年の6月から、高速無料化を先行実施する方針を固めたそうです。

無料化の対象

問題はその無料化の対象ですが、関東の高速道路の一部や山陰道、沖縄道など地方の交通量の少ない高速道路に範囲を限定しているようです。高速道路が混んでしまうことを防ぐためという大義名分はありますが、範囲を絞らなければいけなくなった大きな要因は財源不足が占める割合が多いのではないかと思っています。

高速道路の無料化については2010年から2012年にかけて3年間で段階的に実施することになっています。この過程で実験を行いながら徐々に対象範囲が広がっていくのではないかと思いますが、財源が不足していると、なかなか思うように対象範囲が広げられないかもしれません。

今の高速道路の週末上限1000円という政策でずいぶん助けられているのですが、この制度自体が改悪されてしまうという話しも出ています。あまり恩恵にあずかることが出来ない高速道路無料化よりは、休日千円の方が嬉しいのですが、この先はどんな形で展開されていくのか非常に気になるニュースだと思います。

【2021年4月30日追記】

高速道路無料化は断念

民主党がマニフェストで掲げた「高速道路の無料化」ですが、その後、財源が確保できなかったことで断念されました。もともとの高速1000円は麻生さんの政権時代、2009年3月に「2年間の期限つき」で導入されました。その後の2009年に民主党が衆院選で「12年度までに原則無料化」を公約にあげて勝利しました。2010年度の予算では1000億円の予算を組み込みましたが全体の2割程度しか導入できませんでした。

その後、東日本大震災が起こったために高速1000円も打ち切りになっています。鉄道などの公共交通機関は無料にしない中で、二酸化炭素の排出や公害で環境負荷が高い車の利用を促進する高速道路の無料化という政策はあまり歓迎されるものではなかったということなのだと思います。

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