アンドロイドは「おサイフケータイ」をサポート

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おサイフケータイ

グーグルが数週間以内に提供を開始するというアンドロイドの次期バージョンでは、決済機能を持った非接触ICチップを標準でサポートすることになるそうです。非接触ICチップによる決済機能といえば、おサイフケータイが日本では有名です。いわば日本のガラパコス的進化の中で一般的になったお家芸とも言えるおサイフケータイが今後は世界で普及することになります。

すでにKDDIから、アンドロイド搭載の携帯電話でおサイフケータイを使用できる機種は発売されています(シャープ製のIS03)が、これはアンドロイドの上のアプリケーションで対応した形になっていますが、アンドロイドのOSそのものに機能が実装されることになれば、より簡単に携帯電話会社ではスマートフォンにおサイフケータイ対応機能をつけることができるようになります。


OSが数週間以内に提供されるということは、そのOSを搭載した新しい携帯電話の発売は来年の発売になるのではないかと思います。今回、アンドロイドでサポートされる携帯決済の企画は国際規格であるNFCと呼ばれるもので、ソニーとフィリップスが共同開発した規格です。そして、この規格はソニーのフェリカとも互換性を持つそうです。とすれば、新しいアンドロイドを搭載した携帯電話で、日本のおサイフケータイが使えるようになる可能性はかなり高そうな感じがします。

アンドロイドはできるだけいろいろな点でアップルのiPhoneと差別化できる機能をできる限り具備して、シェアを今以上に伸ばしたいところです。そんなアンドロイドにとって携帯による決済機能は差別化するための一つの候補として目にとまったのでしょう。

今のところはスマートフォンでは日本独自の機能には対応していないことが多かったのですが、今回のように日本独自のものが脚光をあびてスマートフォンの標準機能として盛り込まれることは増えていくのではないでしょうか。

今回のアンドロイドの動きに対して、アップル社のiPhoneではどのような戦略が展開されるのか非常に楽しみです。

【平成29年1月15日追記】

androidのスマホについては特に日本の大手キャリアが扱っているモデルについては「おサイフケータイ」機能が実装されているものが多くなっています。私自身、Xperia zというSONYの機種を利用していますが、駅の改札やファミレス、ガソリンスタンドの支払いなどに使うことができて非常に便利です。

そんなandroidのお家芸とも言えたおサイフケータイ機能ですが、iPhone7からはSuicaに対応するなど、特にandroidスマホではなくても利用できるようになってきています。

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