都心に路面電車が復活へ

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路面電車-都電

日経新聞を読んでいると、都心に路面電車が復活するという題の記事がありました。東京の銀座から晴海通りなどを通って海に近い晴海に至る約3Kmの区間に軌道を敷設して2020年代の前半に開業を目指すのだそうです。


もともとは都区内には都電の軌道が至る所にありましたがその後のクルマが増えてきたことにより都電荒川線を除き都電は廃止されて地下鉄に変わっていきました。しかし、地下鉄は電車に乗るまで、そして電車を降りてからが大変で近距離の移動にはさほど向いていません。

最近では次世代型路面電車が世界で注目されるようになり、東京都でも導入に向けた検討を始めようということなのでしょう。

この次世代型路面電車はLRTと呼ばれています。

ライトレール – Wikipedia

国土交通省ではLRTの導入支援策も実施しています。

国土交通省道路局 | LRT(次世代型路面電車システム)の導入支援

建設費については地下鉄の1/10程度でできてしまうそうです。現在でも新宿→有楽町→銀座→晴海の間には都営バスが走っていますが、一部の区間がこのバスと重複する形になります。

バスと比較すると電気で走ることで環境に優しく、また専用軌道と併用すれば渋滞に巻き込まれることも少なくなるはずです。都心でLRTが復活していけば近距離の移動は便利になっていくのではないかと思います。

【2020/08/22追記】

その後、宇都宮などではLRTの話が進んでいるようですが、東京ではあまり報道されることがなくなってしまいました。

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