原子炉が川崎市の麻生区にあったらしい

王禅寺

川崎市麻生区の王禅寺というところに、原子炉があったそうです。しかも、王禅寺地区には三種類の原子炉がありました。一つは武蔵工大が設置していた原子炉です。

1960年に開設、そして1963年に初回の臨界を達成しましたが、1989年に炉心タンクからの冷却水漏れが見つかり2003年に原子炉廃止の方針を決定、そして2006年に使用済み核燃料をすべて米国に返還しました。

東京のすぐ近くでこんな原子炉がつい最近まで稼働していたことを全く知りませんでした。

そしてもう一つは日立製作所原子力事業統括本部王禅寺センタの施設です。こちらも2005年10月にはすべての使用済み燃料の搬出が終わっています。1962年に運転を開始したあと、1975年に運転を休止しました。

日立関係では、日立エンジニアリング(株)王禅寺事業所の施設、そして日立製作所電力・電機開発研究所王禅寺分室の2つの原子炉があったようですが、両方とも運転は終わっているようです。

昔、東京電力が主催するツアーで柏崎刈羽原発に行ったことがあります。そのときは、炉心の真上の位置にあるフロアーにも案内をしてもらいました。ふつうのフロアーで、本当にここに原子炉があるのか?という感じでした。安全、安心な施設だというのをそのときは感じていました。しかし、今回の福島原発の事故によって、人間が作るものである以上、「絶対安全」ということは無いことを思い知らされました。

原発の代替エネルギー源についても議論されていますが、これから日本において原子力エネルギーをどうしていくのか、非常に気になるところです。

【平成29年1月21日追記】

川崎市の公式サイトに川崎市内の原子炉の一覧と現在の状況を記したページがありました。

川崎市:川崎市内原子炉施設

廃止済みのものも含めて全部で5種類あったようです。

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