噂の現場「なぜ我が家だけが?耐震住宅の大被害」

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 以前、録画しておいた番組の中から噂の東京マガジンを見ていたところ、「噂の現場」というコーナーで、東日本大震災で大きく損壊した築1年半の大手メーカーの家が紹介されていました。6月12日に放送されたものです。

 ☆TBS「噂の東京マガジン」

 近所にある同じメーカーの家はあまり損壊していないのに対して、こちらの家だけが大きく損壊しています。番組の中ではどこのメーカーかははっきりと言っていなかったのですが、ネットで調べてみると、すぐに「セキスイハイム」の家だと噂されていることが判りました。

 ☆噂の東京マガジンの中で「噂の現場」でやったハウスメーカーはどこですか。地震影響で茨城県の家が自分の家だけ崩れてしまいましたが、 – Yahoo!ロコ

 ☆噂の東京マガジン「噂の現場」、もしかしてセキスイハイム?|住宅メーカーの評判を調べ尽くすブログ


 セキスイハイムの公式ページでは特に今回の放送に関して釈明等は実施していないようです。

 ☆セキスイハイム|ハウスメーカー(住宅メーカー)

 番組では根本から倒れてしまったブロック塀を最初に紹介していましたが、ほんの少ししかボルトが出ておらず、明らかに施行が悪いのは明らかです。また、専門家が壊れた住宅を検証した結果、基礎はしっかりとしているのに対して、本来は同程度の耐震性能を発揮しなければいけないはずの外壁が外れてしまうなど大きく損壊しており、住宅全体の耐震性能に対して大きな影響を与えてしまっていると説明しています。

 このメーカーの住宅は震度7以上の地震にも耐える耐震性能を武器に販売をしているのに対して、今回のその地域の周辺震度は震度6弱であり、これでこんなに大きく壊れてしまうことは明らかに問題なのではないかと思います。しかし、メーカーでは施工に問題があったことは認めずに、立地条件に問題があると説明していました。

 メーカーの保証書では免責事項の中に「地震で周辺の同じような構造の建物と同じ程度の被害」というものがあります。しかし、すぐ近くにある同じメーカーの家ではほとんど被害を受けていませんので、この免責事項は適用できないことは明らかだと思います。しかし、メーカー側は、損壊のレベルは違っても一部損壊という条件では同じくくりなので、保証には応じられないと回答しています。立地条件を理由にするのであれば、家を建築する前にメーカー側で地盤調査をしているのだから、その時点でカタログ通りの耐震性能が担保できないことを説明すべきだったのではないかという声もあります。

 今回、この住宅メーカーは明らかな免責事項にあたることを証明しないまま保証を渋ったがために、今回のように大きくテレビで取り上げられてしまい、痛手を被ることになりました。テレビの中での受け答えを聞く限り、非常に残念な対応であったと思います。

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