ブルーレイディスクレコーダーの値下がりについて

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 以前はDVDレコーダーの値段は大きく値下がりが進行していたものの、ブルーレイディスクレコーダーについては、10万円前後の値段で売られており、大きな値下がりはありませんでした。ところが、最近の販売価格を見ると、その値段の安さには驚くことばかりです。


 たとえば、500GBのハードディスクを内蔵したブルーレイDIGAが3万円台で販売されています。

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 この値下がりの要因は、ブルーレイディスクのドライブそのものの値段が下がり製造コストが安くなったことは一因だと思っていたのですが、日経ビジネスを読んでみると、原因はそれだけではないようです。

 地上アナログ放送の終焉や家電エコポイントの成果でデジタルテレビ対応の薄型テレビは一時期、すごい勢いで売れました。業界ではデジタルテレビ対応の録画機が売れるものと予測していたようですが、その波は今になってもまだ来ないそうです。録画機が売れない要因の一つは録画対応の薄型テレビが次々と発売されたことだと分析されていました。

特にテレビ自体にハードディスクが内蔵された製品よりも、USB端子がテレビ側についていて、簡単に外付けハードディスクを接続できるタイプの商品が売れ筋だということです。私自身、ハードディスクが内蔵されているテレビは買いたくありません。ハードディスクの寿命よりもテレビの寿命の方が長いと考えられるためです。外付け型ハードディスクであれば、ハードディスクが壊れても安価に大容量のモデルにすぐに交換ができます。

二つ目の要因として、テレビが安くなり過ぎたことが挙げられていました。録画機はどちらかと言うとテレビのオプションというイメージが強いので、テレビ本体よりも高い録画機はなかなか買うことが出来ません。

三つ目の要因として、テレビ番組を録画して見るという習慣が徐々に薄れて来ていることが挙げられていました。今ではインターネットの動画配信が非常に充実していますし、また、やはりネットを介してビデオオンデマンドで見たい番組をいつでも見ることが出来るサービスが充実して来ています。ここまで視聴環境が充実して来ているのに、あえてテレビ番組を予約録画してまで見るということは確かに少なくなってくるのかもしれません。

一つ思い出したことがあります。昔はFM放送のエアチェックが流行っていました。レコードを購入するのはとても高かったので、放送の中で流れる曲をタイミングよくカセットテープに録音し保存していました。しかし、今では簡単にインターネットから音楽を購入することができるようになったので、苦労してエアチェックするという文化は廃れたと思います。これと同じことがテレビ番組でも起こるのかもしれません。

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