スーパーハイビジョンとNHKの技研公開

テレビカメラ

 今年も世田谷区にあるNHKの放送技術研究所で、一般公開が行われました。期間は平成24年5月24日(木曜日)から27日(日曜日)までの4日間、時間は午前10時から午後5時までで行われました。

 公式サイトで展示内容の解説が行われているのですが、今回目立つのは、スーパーハイビジョンです。現在のHDTVの16倍の画素数を持っているそうです。

 現在のフルハイビジョンのテレビでも十分に画質は綺麗だと思うのですが、このスーパーハイビジョンではどれだけ画質が向上するのかが気になるところです。

 ☆NHK技研公開2012 (5/24-27) | オフィシャルサイトTOP

 今回の技研公開では、1階の講堂にスーパーハイビジョンシアターが設けられていました。昔、NHKではハイビジョンを積極的に技術アピールしていた時期がありました。当時は、渋谷のNHKの見学者コースなどに行くと、やはりハイビジョンシアターがあって、画質の綺麗さをアピールしていました。


 当時は、こんな製品がいつ身近なものになるのか、さっぱりと見当がつかなかったのですが、今では地上波はデジタル放送が当たり前になり、薄型テレビの大多数はハイビジョン対応のテレビになってしまいました。今ではハイビジョン対応の薄型大画面テレビが数万円で買うことができるようになってしまったので、この技術革新のスピードには目を見張るものがあります。

 ハイビジョンの普及がこれだけのスピードで進んだので、今は最先端の技術として紹介されている、スーパーハイビジョンテレビについても、家庭で一般的に使うことができるようになるまで、そんなに長い期間はかからないのかもしれません。

 また、このスーパーハイビジョンテレビは画質がすごいだけではなく、音もすごいことになっています。そのチャンネル数は22.2チャンネルと紹介されていました。上層に9チャンネル、中間層に10チャンネル、下層に3チャンネル、そして、低音用のスピーカーを2チャンネル配置するそうです。

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 これだけ多くのスピーカーに囲まれれば、まさに包まれているような印象を持つのかもしれません。ただ、劇場であればこれだけのスピーカーを配置しても気にならないと思いますが、一般家庭で24個のスピーカーを置いたら大変なことになってしまいます。そこで、家庭用には3.1チャンネルや8.1チャンネルで簡易に楽しむことができる仕組みが検討されているのだそうです。

 また、これだけ大量の情報を送信するためには、非常に広域な帯域が必要になってしまいます。そこで、現状のAVC/H264の2倍の圧縮性能を目指した技術も開発しています。この圧縮技術を使ってもなお、多くの放送帯域を使うことになりそうなので、現在の電波事情を考えると、難しいところもあるのではないかと思いますが、今後、このスーパーハイビジョン技術が、どのような形で普及していくのか非常に楽しみです。

 世田谷区のNHK放送技術研究所周辺の地図を掲載しておきます。


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