金環日食に続き今度は金星の日面通過

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金星の日面通過

2012年5月21日は、金環日食がありました。日食観察用のグラスをしっかりと準備して、会社に行く前に子どもと観察しました。

金環日食を観測するためのメガネを買いました
金環日食を見ました

このときに購入した日食観察用のメガネですが、2012年6月6日にもまた活用することができます。この日は、太陽の表面を金星が通過する、「金星の日面通過」という天体ショーがあるためです。


金環日食と比較すると、金星は太陽に比較して小さいので少し地味ではあるのですが、この現象が起こるのは、金環日食よりも珍しいようです。金環日食は地球上のどこかで、毎年、観察できることが多いようなのですが、金星の日面通過は1世紀におよそ2回しかないと紹介されていました。

またこちらのサイトによれば、

6/1 今世紀最後! 金星の日面通過、英国で観測するなら6日(水)朝

 金星が地球と太陽を結ぶ線上を横切ったのは、紀元前2000年から紀元(西暦)2000年の間をみても52回のみ

と記載されていますので、やはり珍しい現象ということで間違えは無さそうです。

前回の日面通過は2004年6月8日にあったそうです。このときは1874年から130年ぶりに発生した現象だったのだそうです。今、思い返してみると、当時はあまり話題になっていなかったような気がします。今年は金環日食と連続していることから、日食観測用のメガネが各家庭にあるという好条件が整っているので、2004年のときよりも話題になっているのでしょう。ただ、残念なことに、2004年6月8日は悪天候であまり観測ができなかったそうです。

次回の金星の日面通過は2117年12月11日とのことで、105年後になってしまいます。私自身はまず間違えなく見ることはできないのではないかと思います。

2012年6月6日の金星の日面通過は午前7時30分ごろに金星が日面に入って、その後、6時間30分にわたって日面をゆっくりと移動していくのだそうです。

今回の金星の日面通過についても観察するときには、日食のときと全く同様に日食観測用メガネなどを使わなければいけません。目を痛めてしまう可能性があります。

金環日食の日には雲が出ていて、観測には支障があった地域もありましたが、今回の日面通過はどんな天候になるのかが気になるところです。

【追記】

昨晩はスーパームーンと部分月食が重なるという天体ショーがありました。午後8時頃が最大ということでしたので、会社から家に帰る途中、道で夜空を見上げてみたのですが、残念ながら雲がかかっていて、どこにお月様があるのかよくわかりません。
さらによく探してみると、南東の方角に雲がホワッと明るくなっていたところがあったので、そちらに月があったのかもしれません。

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