2020年までに高速道路へ急速充電設備を100箇所設置

電気自動車充電器

 日経新聞を読んでいると、2020年までに高速道路へ急速充電設備を100箇所設置するという記事が出ていました。電気自動車を利用している人が長距離の移動をするときに、電池切れを心配すること無しにドライブできるような環境を整備することを目標にしています。

 ただ、8年後というかなり先であるにもかかわらず、100箇所にしか急速充電設備が設置されないというのは、少なすぎるのではないかという気がします。


 今の電気自動車はたとえば日産リーフのような本格的なクルマでも連続で運行できる距離は160Kmと言われています。もちろん、冷房などを併用すると、この距離はもっと短くなってしまいます。

 たとえば、東京から山の方に向かって運転していると、上り坂で大量の電気を消費しますが、電気を生み出す下り坂が少なくなるので、やはり連続で運行できる距離は短くなってしまいます。このような実態を考えたとき、やはり全国の高速道路で100箇所にしか急速充電設備を設置しないというのはなんだか足らないように思います。

 さらにはその1箇所への設置台数も気になるところです。ガソリンスタンドでは数十秒で給油は完了しますが、急速充電設備を利用しても、それなりに充電するためには約30分が必要だと日産リーフの公式サイトには書かれていました。

日産リーフの充電

 1台を充電するのに30分もかかるとなると、もしも8年後に電気自動車の数が増えた場合には、一箇所に何台もの急速充電設備が必要になるのではないかと思います。しかも、お盆など交通量が多いときには、長い待ち行列が出来てしまうのではないかと思います。

 日産では充電ではなく系列店に行けば、充電済みバッテリーへ丸ごと交換するサービスを検討していると以前報道されていましたが、待ち時間の面から考えると、こちらの方が現実的だと思います。そのためにはバッテリー自体の形状を車種別にバラバラにしないで、共通にすることが大切なのだと思います。

 目を転じて、長距離ドライブではなく、往復100Km未満の近所のドライブであれば、電気自動車の持ち味は非常にいきるのではないでしょうか。自宅で充電出来てしまうことは最大のメリットということになります。ドライブと家庭での充電を繰り返していれば、外出先で急速充電設備を全く使わないで運用することも可能だと思います。

 現時点では一般道で日産リーフを見かけることはありますが、高速道路で日産リーフを見かけることはまずありません。やはり、この辺のメリットデメリットをいかしながら、活用している人が多いのでは無いかと思います。

 今後、バッテリーの性能はより進化して、一回の充電で走ることが出来る距離はかなり伸びるのではないかと思います。今の自動車ではガソリン満タンで500Km程度走ることが出来るクルマもありますが、同等レベルに達するときも来るのではないかと思います。あとは、充電時間の改善と急速充電設備またはフル充電済みのバッテリー交換スポットをどれくらい準備できるかが、今後の普及の鍵になるのではないかと思います。

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