iPodの歴史を受け継ぐclassicは販売継続が決定

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ipod classic

アップル社関係のニュースは、ほぼiPhone5の情報一色になっている感がありますが、実はその裏でiPodに関するアナウンスも行われています。その中で意外だったのが、iPod classicの販売が継続される点です。

もうメモリを使ってライブラリを持ち歩くのが一般的になっていることから考えて、ハードディスクを使っている商品はそろそろ終わるのではないかと思っていました。ただ、メモリを使っている商品は最大でも64GBの商品しか無い一方で、iPod Classicは160GBもの容量を持っているので、ライブラリを丸ごと持ち出すことが出来るという面で、iPod Classicにもこれからまだまだ出番があると判断されたのかと思います。

クルクルと回すようにして操作する感覚を今でも引き継いでいる機種は、このiPod classicしかありません。現時点で発売されているiPod classic(160GB)は2009年に発売された商品なので、すでに3年目に突入しています。毎年のようにモデルチェンジが繰り返されている中で、非常にロングラン商品となっています。

iPod classic

私自身も寝室の目覚まし装置用にiPod Classicを使っているのですが、やはり大容量な点については便利だと思っています。

メモリ式のiPodについては現在64GBが最大で、かつ値段が33800円となっています。一方で、ipod classicは160GBの容量で値段は20900円です。メモリ式の最大容量がclassicを超えて、かつ値段も安くなる状況になるまでは、iPod Classicは生き残るかもしれません。

【2018年1月30日追記】

その後、しばらくは販売が継続されましたが、結局は、2014年9月10日に開かれたAppleスペシャルイベントの終了後に、公式サイトのApple Storeでの取り扱いがなくなりました。また、各メディアで販売が終了したことも報道されました。もはや、メモリの容量が非常に大きくなったので、いつまでも小型ハードディスクに頼らなくても良くなったこと、およびユーザーインターフェースをiPhoneなどと統一したかったということなのかと思いました。2001年からスクロールホイールをクルクル回す操作をするのがiPodの特徴でしたが、すべてのラインナップから無くなったことになります。

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