ビジョナリーカンパニーを読みました

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以前より、研修などに参加すると紹介されたり、一部を引用されたりしていることが多く、非常に気になっていたのですが、ようやく、この本を読むことが出来ました。楽天ブックスで単行本を購入しました。調べてみると、第一巻から第三巻まであるようですが、まずは、第一巻を購入しました。

この本は1995年に第一版が出ていますので、その時とは企業の業績にはかなり変化が出ています。例えば、この本の中では賞賛されている会社が今となっては、少しかげりが出ている会社があります。


なぜ、そのようなことになっているのか、考えながら読み進んで行ったのですが、それは企業の信念の部分がここ数年、貫かれていないことが原因だと思うようになりました。本書ではBHAGという言葉が出てきます。社運をかけた大きな目標ですが、これをどの様に設定するかが大きなポイントだということがわかってきます。

ちなみに、ビジョナリーカンパニーは、全部で3巻構成になっています。

・第一巻 時代を超える生存の原則
・第二巻 飛躍の法則
・第三巻 衰退の5段階

第一巻が面白かったので、第三巻まで全て読んでしまいました。

第二巻では、人を選びその後に目標を定める、といった、今まで習ってこなかったようなことが書かれています。ついつい、目標を先に立てて、その後に人を配置しようとしますが、そうそう、目標にあった人がいるわけはありません。人財そのものが成功を左右する大切なファクターなので、十分に理解することができました。

第三巻では衰退していった企業の原因について追及した内容になっていました。

1巻から3巻まで、どれも、非常に分かりやすい文書で解説されているので、どんどん読み進んでいくことが出来ます。ビジネス書として、とても良い本だと思います。

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