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カメラ

 週間ダイヤモンドの記事の中で、東日本大震災で被災した写真を集めて、適切に洗浄することにより、写真を長持ちさせるための取り組みが紹介されていました。洗浄した写真の枚数は17万枚にもなるそうです。

 もしも、洗浄しないままほったらかしておくと、例えば泥水をかぶったような場合には、バクテリアが繁殖してしまい不鮮明になってしまうそうです。


 この記事の中で気になったのは、最近の写真が無いことだったそうです。特にデジタルカメラが急速に普及して行った西暦2000年ごろからの写真が無いとのことでした。

 確かにデジカメで撮影した写真については、なかなかプリントすることがありません。銀塩フィルムのときとは異なり、撮影することに対しては、特にコストがほとんどかからないため、どんどん写真を撮ってしまいます。写真が増えれば増えるほど、その中からベストな写真を見つけ出して、プリントしておこうという気力がなくなってしまうのが現状です。

 また、プリントしてしまえば場所をとってしまいますが、電子的な状態で保存しておけば、ほとんど場所もとりません。こうやって、どんどんデジカメ画像が蓄積していってしまいます。

 最近ではビデオカメラでも同じことが起こるようになりました。以前であれば、VHS-Cとか8mmビデオテープとかに録画して、保存するときには、そのビデオテープにラベルを貼って保存しておけば大丈夫でした。

 ところが、最近ではビデオカメラについても、メモリカードや内蔵小型ハードディスクに保存するタイプの商品が増えて来たため、デジカメの写真と全く同じようなことが起ころうとしています。

 デジカメで撮影した写真を私はノートパソコンにハードディスクに一時退避して保存しています。そして、一ヶ月に一回程度の割合で、LANに接続してあるハードディスク(NAS)にコピーを行っています。このNASについては信頼性を考慮して、ハードディスクをミラーリングしています。

 何とかデジタルデータを失ってしまうことが無いよう、対策を続けていきたいと思います。

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