「金持ち父さん 貧乏父さん」を読みました

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 パーソナルファイナンスの専門の作家であり大学講師でもあるロバート・キヨサキ、公認会計士のシャロン・レクターという人が書いた「金持ち父さん 貧乏父さん」という本を読みました。

このロバート・キヨサキには二人のお父さんがいて、1人は本当のお父さんである学校の先生、そしてもう1人のお父さんは親友のお父さんで億万長者の人です。この親友のお父さんから学んだことが、この本の中では展開されています。

私自身、一生懸命に働いて、給料をもらうと、食費、生活費、住宅ローンの支払い、学費などなどで、右から左にどんどんお金が流れて行ってしまう中で生活をしています。しかし、この本の中では、これは悪いお金の使い方ということになります。


高いクルマを買ったり、住宅を購入したりするのは、人生においてはステータスであったり目標であったりしますが、それらは購入したその日から、単なる負債になってしまって、特にお金を生み出すようなことはありません。

できれば、自分のポケットにお金を入れてくれるようなものに投資をすることをこの本では勧めています。

また、税金対策などのために会社を持つことを推奨しています。私たちは、会社というと大きなビルやオフィス、社長さんやたくさんの社員といったものを想像してしまうのですが、まったくそうではないことを、この本では説明しています。

子どもの頃から植え付けられてきた価値観と異なることもたくさんあるのですが、こういう考え方もあるのかということを知るためには良い機会になったと思います。ただ、私自身は会社のために一生懸命に働いて、貰った給料を税金の収納や日用品などの購入、住宅ローンの返済に費やしてしまい、なかなかこの本で主張されているようなことは実行できないような気がしてしまいました。

【20121012追記】

この記事を公開して間もないのですが、急にこの本の著者であるロバートキヨサキさんが破産をしたという情報がネットに流れていました。詳細なことはまったくわかりませんが、大きな財産をたとえ持ったとしても、その資産を守ることと、さらなる資産を追い求めることで、リスクの高いことに手を出さざるを得なくなるということでしょうか。投資にたとえお金を回したとしても、自分にとっての余裕資金程度に制限して、それがうまく膨らんだら、自分の好きなことにお金を使う程度にとどめておいた方が良さそうです。

【2012/10/28追記】

その後、ロバートキヨサキに学ぶ、金持ち父さんは倒産しても大丈夫のカラクリという記事を見つけました。

ロバートキヨサキに学ぶ、金持ち父さんは倒産しても大丈夫…のカラクリ – ガジェット通信

あくまでも倒産したのは会社であり、ロバートキヨサキさんの個人資産には関係ないというのがミソのようです。

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