調布保谷線の一部区間が暫定開通

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多摩地域を南北に横断する高企画な道路がなかったため、今までは環状八号線や吉祥寺通り、三鷹通りなどにクルマが集中し、随所で渋滞が発生し通過に時間がかかっていました。すでに、多摩を南北に貫く道路は、何本かが計画されているのですが、その中で、調布保谷線と呼ばれる道路が徐々に完成し始めました。

鶴川街道と甲州街道が交差する調布の下石原前から、新青梅街道に交差する東伏見交差点までが、現時点でつながりました。今回開通したのは、連雀通りと交差する「塚」という交差点から井の頭通りと交差する浄水場の横の交差点までの区間です。今回の開通で甲州街道から井の頭通り、そして青梅街道までが結ばれました。

ただ、塚交差点から浄水場横の交差点までは暫定2車線での開通なので、まだ道路としてはさほど整備されていません。早く、4車線での開通をすると良いと思います。特に塚交差点については南から北に向かって走っていると、右折車線がないため、塚交差点を先頭にして渋滞してしまっています。従って、現時点では調布保谷線を使う価値はあまりありません。

道路工事自体は急ピッチで進められていますので、4車線で正式に開通する日も近いのではないかと思います。

また、青梅街道との交差点である東伏見交差点より先の区間も工事は着々と進んでいます。保谷庁舎付近までがまず接続される予定です。もう少し先まで行って、更に東西に接続する道路が出来れば、関越道の練馬インターチェンジ、および外環道の大泉インターチェンジへのアクセスが格段に良くなるはずです。

調布保谷線は今後が楽しみな道路です。

(20130224追記)

青梅街道と交差する東伏見交差点を先日通ったのですが、こちらの工事もかなり進んで来ました。今までは伏見通りからこの東伏見交差点を渡って直進すると、とても狭い二車線道路になってしまって、その先には踏切があります。さらに富士街道の交差点を渡った先は、さらに道が細くなるので、本当に怖い道でした。調布保谷線ができれば、4車線道路のままで北に向かい、西武線の下をトンネルでくぐり抜けることができます。周辺道路の混雑防止に大きな効果があるのではないかと思います。

【2013 4 22追記】

4月21日に東伏見交差点から保谷庁舎までの区間が開通しました。こちらは片側2車線で整備されていますので、走っていてとても快適です。東伏見交差点を過ぎてからすぐはトンネルで西武新宿線をくぐり抜けます。このトンネルの上は公園として整備されています。

保谷庁舎付近に出ることが出来ても、その先はあまり整備された道が無いので、まだ微妙な感じではありますが、今後の延長に期待したいところです。

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