クレイトン・M・クリステンセンの「イノベーション・オブ・ライフ」を読みました

イノベーションオブライフ

イノベーションのジレンマという書籍を以前読みました。破壊的イノベーションが世界を圧巻するときまでに備えをしなさいということが、色々な事例を交えて説明されています。非常に参考になる書籍でした。

「イノベーションのジレンマ」を読みました |臨機応変

そして今度は同じ作者からイノベーション・オブ・ライフという本が出版されたということを聞き、楽天ブックスを通して購入してみました。出版と同時にずいぶん人気が出たみようです。注文したときは初版が売り切れてしまったタイミングだったので、本が届くまでに三週間ほど待ちました。

イノベーションのジレンマではどちらかと言うと会社の経営をどうすればうまくできるかということに主眼が置かれ書かれていましたが、今回のイノベーション・オブ・ライフでは人生をより豊かに送るためにはどうすれば良いかということが主眼に書かれています。

単に報酬を求めて仕事をするのが良いのかいなかなど、身近な事例と経営の哲学を絡めあわせて、全編、説明がされていました。

例えば、ホンダの事例を使って、必ずしも当初の戦略通りに話は進まないけれども、有効な対応方法が見つけられるまで、粘り強く試行錯誤を続けられるかいなか、もしかすると偶然のように他の話しが見つかって実はそちらが収益の柱になるかもしれない、個人の人生においても全く同様のことが言えて、当初になりたかった職業に就くことが必ずしも成功と言えるわけではないということが書かれていました。

この話し、最近、別の本でも読んだことがあるなと思って、よくよく考えて見ると、「その幸運は偶然ではないんです」でも書かれていることでした。経営学を学んでいる人と職業カウンセラーを極めた人の哲学が同じところに行きつくというのは、とても興味深いことだと思います。また、同じ経営の分野で言うと、ビジョナリーカンパニー2に書いてあった弾み車の話しに通じているところがあるかもしれません。

人生において何に時間を多く時間を割くかは個人の戦略次第です。7つの週間では「重要で緊急ではない」ことに時間を多く割くことを薦めていますが、それぞれの人の価値観に応じて、仕事やプライベートの時間の割合を決めていくことこそが大切なのだと思います。

どこかでこれと同じ話しを読んだなと思ったら、それはスティーブン・R・コビィの「7つの習慣」です。この本の中の第三章に、時間管理についてが書かれています。ついつい緊急で重要な仕事に時間が割かれてしまうのですが、実は重要で緊急ではないことへ時間を割いた方が良いということが書かれています。まさしく、家族を大事にするということは、緊急ではないけれども重要なことです。

より豊かな人生を送るためには何をすれば良いのか、いろいろと考えることが多い書籍でした。

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