Movable Type 6のライセンスとベータ版の提供が開始

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Movable Typeがメジャーバージョンアップして、今度はバージョン6になります。7月10日にベータ版の提供とライセンスの販売が開始されました。製品版の出荷は10月が予定されています。

こちらのブログも開設してからすでに10年あまりが経ちますが、当初からMovable Typeを使ってブログを立ち上げていました。動作が非常に安定しており、また、色々な機能拡張ができるプラグインが豊富に提供されていることが当時は決めてになりました。

しかし、ブログの記事の数が多くなるのに伴って、ブログのデザインを変更した際の再構築に時間がかかるようになってしまいました。Movable Typeは基本が静的にWebページを生成しておくようになっているためです。その後のバージョンで、ページを動的に生成する機能も追加されましたが、この機能を利用するには至りませんでした。

また、徐々にWordPressを利用する人の数が増えて、Movable TypeよりもWordPressの方が魅力的なプラグインのラインナップが増えてきました。

そんな状況もあり、こちらのブログでは、今年になってから、Movable TypeからWordPressへ移行をしました。現時点もWordPressで運営を続けています。

Movable Typeはシックスアパート社が提供している商用のコンテンツ マネージメント システムです。基本的には有償でライセンス販売やサポートが行われているのですが、ある一定の条件を満たす個人利用のユーザー向けには無償でプログラムが提供されています。今回のバージョンアップでも、個人無償版の提供は続けられることになりました。

なお、オープンソースとして提供されていた、Movable Typeの本体であるMTOSの提供は、バージョン6から無くなってしまうそうです。

今回、Movable Type 6では、新しいAPIとJavaScriptライブラリーが提供されます。これまで以上に柔軟なサイト制作と運用ができるようになるとしています。

今回のMovable Typeのバージョンアップを受けて、WordPressのシェアとの関係がどう推移して行くのかが気になるところです。

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