映画「風立ちぬ」はベネチア国際映画祭で受賞逃す

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イタリアのベネチア国際映画祭で授賞式が開催されました。世界三大国際映画祭の一つに数えられており、とても権威のある映画祭です。

この授賞式で最優秀賞「金獅子賞」が発表されて、イタリアのドキュメンタリー映画「サクロ・グラ」が選ばれました。

このコンペティション部門には世界各国から20作品の候補作がノミネートされており、日本からは宮崎駿監督の「風立ちぬ」が入っていました。しかし、残念ながら今年度の表彰は逃してしまいました。

 金獅子賞 「サクロ・グラ」(ジャンフランコ・ロッシ監督)
銀獅子賞(監督賞) ギリシャ映画「ミス・バイオレンス」のアレクサンドロス・アブラナス監督
男優賞 「ミス・バイオレンス」のテミス・パノウ
女優賞 イタリア・スイス・フランス合作「ビア・カステラーナ・バンディエラ」(エマ・ダンテ監督)のエレナ・コッタ
新人賞 米映画「ジョー」(デビィッド・ゴードン・グリーン監督)のタイ・シェリダン

オリンピックが東京で開催されることが決まり、たいへんに盛り上がっているところですが、ちょうどそれと並行して、とても残念なニュースでした。

ただ、映画はとても素晴らしかったですし、観客動員数などの興行成績はドンドンと伸びているようなので、今後に期待したいところです。

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