ドラマ「夢の扉 特別編 20年後の君へ」を見ました

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NTTドコモ 20周年スペシャルドラマ 夢の扉 特別編「20年後の君へ」 | TBSテレビ

huluでTBSオンデマンドで提供されている作品が11月からラインナップに含まれてました。その後も徐々に作品が増えてきています。昔は「ドラマのTBS」と言われていたこともあって、強力な作品が多いので、今後どのような作品が増えていくのか楽しみです。

今回は2012年7月1日に放送されたスペシャル番組「夢の扉 特別編 20年後の君へ」というドラマを見ました。2時間ものの1話完結のドラマです。オンエアされた際の視聴率は11.4%でした。私自身はオンエアされた当時は見逃してしまいました。

ストーリーは一つの家族が中心に描かれています。それぞれ、実在の人や団体に着想を得ていることが特徴です。

父親(中井貴一)

一流の商社で国内や海外で橋や高速道路などのインフラを提供するビジネスをしています。バングラデシュで大きな仕事を契約し、役員に昇格することが決まりました。夢を否定することはありませんが、どちらかろいうと現実を大切にするタイプの人です。仕事一筋で家庭のことは奥さん任せというありがちな状況ですが、ある日病院で肺がんがあることを告知されて、家族の夢の実現に向けて応援するというスタンスに大きく変わります。

妻(原田美枝子)

料理好きでいつかは野菜を育てたいという夢を持っています。あまりにも旦那が家庭をかえりみないので、ある日、離婚を切り出して、その後、長野のある村に移り住んでしまいます。

事業に関するモデルは農事組合法人和郷園です。

長男

東京大学を卒業し経済産業省に勤務している。はずが、経済産業省は自分にあっていないとやめてしまい、造園会社でアルバイトをしながらデザインの勉強をしています。自然の意思の石を組み合わせて、強度の高い擁壁を作り国土を守ることができるようになるのを夢見ています。

事業に関するモデルはブランチブロックを考案した吉村隆顯さんです。

長女 忽那汐里

外交官になるために米国ワシントン大学に留学中。だったはずなのに、バングラデシュでたまたま父親と会ってしまい、休学していることが父親に見つかってしまいます。バングラデシュで自分がデザインしたバッグのブランドを立ち上げて、日本に向けて販売することを夢見ています。

事業に関するモデルは、マザーハウスの山口絵理子さんです。

このように、家族は順風満帆で安定した未来に向かって走っていると思っていたのは父親だけで、実は家族離散寸前の状況となっているところから、夢の実現ということをベースにして、また家族がどのようにして結びついて行くのかを描いているドラマです。

このドラマ、NTTドコモが単独スポンサーだったこともあって、携帯電話や最新のNTTドコモの技術があちこちに挿入されています。「しゃべってコンシェル」や自動翻訳が登場していました。

また、エンディングでかかるテーマソングは桑田佳祐の「愛しい人へ捧ぐ歌」でした。

今回はhuluで視聴しましたが、全体の構成としても良く出来ていて、制作にも力が入っていましたので、ぜひ別の機会でも紹介して欲しい番組だと思いました。

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