地下鉄丸ノ内線のホームドア

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丸ノ内線 霞ヶ関駅のホームドア

先日、久しぶりに地下鉄丸ノ内線 霞ヶ関駅に行ったのですが、ホームにしっかりとホームドアが取り付けられていました。

調べてみると、2012年度で丸ノ内線の全駅にホームドアの設置工事が終わっているのだそうです。さらには、ホームと電車の間が離れているところでは、可動式のステップが電車側にせり出すようになっていて、転落事故を防ぐ仕組みも実装されているのだそうです。

東京メトロの公式サイトを見て始めてそんな仕組みがあることを知りました。

丸ノ内線ホームドアの注意書き

丸ノ内線は東京を走る地下鉄の中でもかなり初期の段階で走り始めた地下鉄で、トンネルの断面積を極力小さくするために、電気の集電にもパンタグラフを使わずに第三軌条という、レールの横にもう一本のレールを引いてそこから電気を得る仕組みになっています。

従って、地上を走る電車とは抜本的に仕組みが異なるので、相互乗り入れをすることすらできません。銀座線も同じ構造になっています。

丸ノ内線霞ヶ関駅のホームドア

今の新型の車両が入る前は、ポイントを通過する際には第三軌条が途切れて集電ができなくなるために、車内灯が一斉に消えて非常灯だけが灯るような、そんな電車でした。

その丸ノ内線のホームにこんなに立派なホームドアが設置されたことは、近代化が着実に進んでいることを思い知らされます。新型車両は車内も明るく、何ら新しくできた地下鉄路線との違いも感じさせません。

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