全日空における飛行機の振り替え客の募集

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羽田空港のカウンター

羽田空港の搭乗口で待っていると、始めて聞くような放送が流れていました。9時に出発する飛行機だったのですが、8時30分に案内が流れました。「全日空xx行きxx便は本日満席になるため、他の便に振り替えるお客様を6名募集いたします。振り替えにご協力いただいた際にはご協力金として1万円、または7500マイルをお支払いいたします」という放送です。

この放送が流れた後、時間に余裕があるお客さんだと思うのですが、ちょうど6名ほどがカウンターに集まっていました。ダブルブッキングか優先して搭乗させなければいけないお客さんが急に現れたのでしょうか。

Webで調べて見ると、このようなことは良くあるようです。電車などと違って、飛行機では飛行機の搭乗人数よりも多めに予約を受け付けることは良くある話しだということが書かれていました。確かに、ディスカウントチケットを除けば、飛行機は予約していた便を変更する手続きを比較的簡単に受け付けてくれます。搭乗人数ピッタリしか予約を受け付けないと、空席を埋められずに出発しなければいけない場合が出てくるのでしょう。

協力金が確かに魅力的な金額でしたので心が少し揺らぎましたが、次の会議に間に合わなくなる可能性もあるので、今回は振替を行いませんでした。

マイルであれば、そのまま自分のマイレージに加算されるのだと思いますが、1万円を選択した場合はどんな形で返金されるのか気になるところです。その場でキャッシュバックということはないと思いますし、クレジットカードで支払い済みの搭乗券料金の割引という形にもならないと思うので、後日の口座振込にでもなるのでしょうか。気になるところです。

【2014/07/03追記】

わざと混雑している便を予約する裏技が紹介されている記事がありました。

混雑している便を選ぶ理由 – Facebook navi[フェイスブックナビ]

やはり、エコノミー席はキャンセルが一定量出ることを推測して航空会社は少し多めに予約をとるため、もしも便を飛ばす前に乗客数がオーバーしていることが判明すると、無料でビジネスクラスなどにアップグレードしてもらえる場合があるそうです。ただ、誰でもアップグレードしてもらえるわけではなく、マイレージ会員の会員クラスが高かったり、定価で航空券を買っている人などが優遇されるようです。

【2017/04/30追記】

先日、米国の航空会社で定員数よりも多い乗客が集まってしまい、他便への振替を募集しても最終的に4人がオーバーブッキングの状態になってしまいました。この航空会社はランダムに乗客の中から4人を選び、飛行機より降りるように求めました。3人は求めに応じて飛行機から降りたものの、残りの一人は医者で母国に帰らなければいけなかったため航空会社の求めに応じなかったため、警官が飛行機に乗り込み、その乗客が引きづり降ろされるという出来事が発生しました。

その引きづり出されるところをビデオで撮影した乗客がおり、これが公開されたため、航空会社に対する大きなバッシングが起こりました。日本の報道機関でも取り上げられて大きなニュースになりました。

この出来事の大きな問題点は、オーバーブッキングの状態を看過してお客さんを搭乗させて席に座らせてしまってから引きづりおろそうとしたことにあります。しかも、あとから乗ろうとしていた乗客は航空会社の関連会社の社員だったという報道もあります。

このようなことは二度と発生させてほしくないです。

コメント

  1. masasann より:

    その場で全日空の封筒に入れた状態でもらえますよ

  2. 森のくまさん webmaster より:

    ありがとうございました。現金をそのまま全日空の袋に入れてもらえるとは思いませんでした。もしもまた、このような状況に遭遇したときに時間の余裕があったら応募してみようと思います。