JALの予算制度と経営破綻

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JAL日本航空

日経ビジネスに興味をひく記事が載っていました。JALが経営破綻して稲盛和夫さんが企業再生に乗り出したときの話しです。

2010年当時にJALでは予算制度をベースに経営を行っていたのだそうです。この予算という言葉、あまり一般企業で使われることはないと思います。通常は事業計画と呼ばれることが多いのではないでしょうか。

予算というと真っ先に思い出すのは国とか自治体です。税収や補助金などの歳入をもとにそのお金を何に使うかという予算案を作ります。また、年度末になると道路工事が増えるように、予算は使い切る方向で動く実体もあると思います。

JALも60年の歴史がある会社ですので、かなりしっかりとした予算案が作られていたそうです。ただ、やはり予算という言葉を使っていると、入ってくるお金にはあまり興味がわかずに、使い切ることに興味が集中して売上や利益の拡大という観点がおざなりになる心配があります。予算はどうしても「消化」するものという印象です。そこで、JALでもほかの民間企業と同じように「計画」という言葉に置き換えることにしたそうです。

会社が長年にわたって培ってきた文化を変えることは大変なことだと思うのですが、こういう言葉を直すといったことから一つずつ順を追っておかしなところを治して行くのが、結果として近道なのだと感じた次第です。

また、こちらの記事でもJAL再生時の話しが紹介されていました。

 ☆「誰の金だと思っている!」-稲盛JAL会長(当時)の雷

JAL経営陣の考え方を変えていったことが紹介されています。

稲盛和夫さんの書籍は今まで、「生き方」と「アメーバ経営」の2冊を読みましたが、まだまだほかにも参考になりそうな話しがありそうです。少し、別の本も読んで見たいと思いました。

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