ローソンストア100の直営店200店舗を閉鎖

シェアする

100円均一で商品を販売しているローソンストア100全店舗(約1100店舗)のうち約2割にあたる約260店舗を閉鎖する方向で検討が進められていることが報道されました。ほかに小型スーパーマーケットの「ローソンマート」も全39店舗を閉鎖して事業から撤退します。また、一部(ローソンストア100の約60店舗とローソンマート39店舗)は医薬品の販売を強化したドラッグストア併設型のコンビニに転換します。残るローソンストア100の約200店舗は完全に閉鎖します。

ローソンでは99円の商品を販売していた「ショップ99」を運営する九九プラスを2008年に子会社化し、その店名をローソンストア100に変更しました。現在ではかなりの場所でローソンストア100を見かけるようになりました。価格志向の消費者に支持されていたようです。

しかし、最近ではイオンの「まいばすけっと」やマルエツの「マルエツプチ」など小さなスーパーがいろいろな場所に出店しており、ローソンストア100と競合するようになってきました。「まいばすけっと」や「マルエツプチ」は均一の料金ではありませんが、99円や88円という値段で生鮮食品も品揃えしており、消費者の目にはローソンマートよりも魅力的にうつったようです。

ローソンマートについては横浜を皮切りに住宅地などのスーパーがない場所を狙って、提携農場で栽培した生鮮食品を扱うなどでコンビニとスーパーの良さを併せ持つお店としてスタートして3年で500店舗を出店する目標にしていましたが、価格がそれほど安くなかったことであまり集客ができずに今回の撤退につながりました。多少遠くても品揃えが多く安いスーパーがあれば、そちらにお客さんが流れてしまったようです。

ローソンマート

次に予定しているドラッグストアの併設型店舗に切り替える予定の店舗が今後はどのように推移するのか気になるところですが、ツルハホールディングスとの提携により医薬品を扱うコンビニの業績は良いようなので、ローソンとしては期待しているのでしょう。今回、特にローソンマートについては、出店を始めてから1年ほどで撤退をすることが決めました。まずは新規事業拡大のために出来る限りのことをやってみて、「ダメだ」と判断したらすぐに撤退を判断するという意味では、傷が深くなる前に手を打てたのではないでしょうか。新規業態へのチャレンジにはリスクも伴いますので、このような早い段階でのジャッジは良いことなのではないかと思いました。

スポンサーリンク



シェアする

フォローする

スポンサーリンク

スポンサーリンク