米国のNetflixが日本に上陸するらしい

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定額制で映画やドラマなどをインターネットを通じて配信するサービスとしては、日本ではhuluやドコモのdビデオなどがありますが、2015年の秋に米国のNetflix(ネットフリックス)というサービスが日本上陸を目指して準備を進めているようです。

huluと同じようにPCやタブレット、スマホ、テレビなどで視聴することができるほか、セットトップボックス「STB」でも視聴ができます。

日本でサービスを開始する際には、日本のテレビドラマや映画をラインナップに加えないと厳しいので、現在は各コンテンツを保有している会社と調整を進めているのでしょう。

現時点では料金についてはアナウンスされていませんが、多分、huluがサービスを提供している月額1000円前後が一つの目安になるのではないでしょうか。

ネットフリックスは米国でオンラインDVDレンタルと映像ストリーミング配信事業を展開しています。本社は米国カリフォルニア州にあります。

ウィキペディアによれば、オンラインDVDレンタルのために保有しているDVDは10万種類、4200万枚、会員数は1600万人です。一方で映像ストリーミング事業に関しては全世界で4040万人の会員がいます。

会社の創業は1998年、当初は1枚につき4ドルのレンタル料金と2ドルの郵送料金を支払う仕組みでした。1枚だけを借りたとするとDVDを借りるのに6ドルかかるので、現在の感覚で考えるとかなり割高に思えます。現在であればDVDレンタルの実店舗では旧作レンタル100円などが一般的になっていますが、確かに16年も前の当時はDVDレンタルは高かったかもしれません。

その後、2007年にストリーミング配信によるコンテンツ配信にビジネスモデルを変更しました。インターネット回線の常時接続や大容量化が進んだので、DVDレンタルショップまで借りに行ったり、郵送で送ってもらうというビジネスモデルは近い将来廃れることを予測しての対応でしょう。日本でもTSUTAYAなどはストリーミング配信の事業を伸ばそうと努力しています。

その後、カナダでは2010年から、中南米では2011年から、ヨーロッパでは2012年からサービスを開始しています。次に2015年から日本でもサービスを開始する計画を立てるというのは不思議なことではありません。

日本では各種のコンテンツ配信サービスが乱立し競争をしています。特にhuluが参入したことは話題になりました。私自身もhuluのサービスに加入しました。しかし、今では日本法人は日本テレビが買収してサービスを提供しています。huluではTBSやテレビ東京など他の曲のドラマも扱われていますので、日本テレビによる買収が結果としてあまり良いことにならないのではないかと不安を感じていました。

Huluが日本のビジネスを日本テレビに売却

その後、ドコモのdビデオに乗り換えました。私の興味のある分野では提供されているコンテンツは双方であまり大きな差がない上、dビデオの方が月会費が半額近くと安いためです。また、端末にコンテンツをダウンロードしておく機能も持っており、通信量を節約できるというメリットもあります。

まだ、NETFLIXが日本でどんなサービスを提供するのか、詳しいことは発表されていません。まずは、公式発表があるのを待って、どのコンテンツ配信サービスを利用するのか、ゆっくりと考えてみたいと思います。

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