NTTドコモが2015年6月の実績で6年5ヶ月ぶりに転入超過へ

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NTTドコモ

NTTドコモでは今までソフトバンクやauとの激しい販売合戦でなかなか結果を出すことができずに6年の間、転出が超過する状況が続いていました。特にソフトバンクがiPhone3Gを独占的に取扱いをはじめて以来、厳しい局面が続いていました。やっとNTTドコモでもiPhoneの取扱をはじめましたがそれでもなかなか回復することができず、ようやく2015年6月の実績で2000件程度の転入超過になったというニュースが流れてきました。

今回、NTTドコモが転入超過になった大きな要因はNTTドコモの回線を借りて通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の利用者増を受けてのものです。これは、NTTドコモの窓口などで販売するものではなく、楽天モバイルやビックカメラ、ヨドバシカメラの店頭、通販などで販売されるもので、従来のキャリアと直接契約する携帯電話と比較して料金がとても安いことが特徴で、ここ数年で大きく契約数を伸ばしています。

私も自分の契約はまだ月々割が残っている間はNTTドコモの契約を続けていますが、家族の契約については随時MVNOの回線に契約を移しています。ずいぶん、携帯電話にかかる月額料金を節約できるようになりました。

一方でソフトバンクは8年3ヶ月ぶりに転出超過となりました。これはソフトバンクがMVNOに回線を貸すようなビジネスを現時点では展開していないことによるところが大きいのではないかと思います。

ただ、転入超過となったとは言っても、契約回線一つあたりの売り上げは大きく減っているのではないかと思います。従来の大手キャリアとの契約では月額6000円前後程度の支払いをしていたと思いますが、MVNO業者との契約では1000円前後のプランから各種準備されています。この料金からMVNO業者がNTTドコモに支払う料金はさらに低いものだと思いますので、単に回線業者としてだけでは成長を持続することは難しいのではないでしょうか。

従って、コンテンツの販売や通販との組み合わせなど新しいビジネス領域を開拓していかなくてはいけません。らでぃっしゅぼーや、タワーレコードの買収などを通じて新しいコラボレーションビジネスを企てたりしていますが、現時点ではまだ大きな成果は出ていないようにも見えます。

ただ、NTTドコモで提供しているDTVは月額料金がhuluなどと比較して安いですが、動画コンテンツ数はかなりがんばっています。加入者数も460万人と言われていますのでかなりの数を誇っています。このようなサービスの契約数を増やしていくことができれば、また成長の可能性は残されているのではないかと思います。

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