量販店でのシェアで格安スマホが1割超過

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zenfone2

従来は携帯電話の契約をするときには、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどのいずれかのキャリアと契約して端末を購入し開始するのが普通でしたが、ここ数年はSIMフリースマホと格安SIMを購入して開始する方法が徐々に注目されてきました。コンビニなどで販売されている雑誌の中でも格安スマホで特集を組んでいるものも増えて、消費者から見ると身近になってきています。

そんな格安スマホも量販店シェアが1割を超えたという記事が日経新聞にありました。ビックカメラでは格安SIMカードの販売コーナーを設けて初心者でも購入しやすくする工夫をしていましたが、今後はこれをグループのコジマの店舗にも広げるそうです。コジマの現在の取扱店は2店にとどまりますが、今後は約120店に広げます。コジマはいろいろなところに店舗網を広げていますので、ちょっとコジマに行けば簡単に格安SIMと格安スマホが手に入るようになる効果は大きいと思います。

ヨドバシカメラも申し込んだ日に格安SIMカードが手に入る店舗を増やし、8月には吉祥寺と京都、そして9月には約20の全店で可能にすると発表しています。私の家族分はAmazonでSIMフリースマホを購入し、格安SIMはヨドバシカメラで入手しました。この時点ではまだ即日で開通するサービスは行われていなかったので、SIMカードを買って帰って、自分でSIMフリースマホの設定やSIMカードの開通手続きを実施する必要がありましたが、今はこれがもっと簡単になっているのではないかと思います。

楽天モバイルを展開している楽天は最初はネット販売を中心にしていましたが、実店舗も少しづつ広げています。楽天モバイルでも格安SIMカードだけではなくSIMフリースマホの販売も行っています。ZenFone2が32800円(税抜)から手に入りますので、大手キャリアで端末を購入するよりもかなり安いです。

今までは一部の詳しい人がSIMフリースマホを利用するイメージが強かったですが、量販店などが販売体制を整えていることで、普通の人も気軽にSIMフリースマホを利用する機会が増えてくると思います。特に友人など身近な人がSIMフリースマホを利用して通信料金を節約していることを知ると、気になる人も増えてくるでしょう。

現在利用している大手キャリアのサービスを2年単位で契約している関係で、すぐには乗り換えない人が多いと思いますが、2年の縛りの期間が切れるタイミングではSIMフリーへの乗り換えを検討する人が増えるのではないでしょうか。

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