東海道新幹線にモバイルSuicaで乗車

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とても久しぶりに新幹線に乗りました。10年ぶり程度かもしれません。私用では500km程度までの移動であればクルマを使ってしまっていましたし、また社用で遠距離を移動するときには飛行機を使っていたので、新幹線に乗る機会がありませんでした。

今回は社用で広島に行く用事ができて、飛行機もちょうど良い時間の便が無かったので、新幹線で行くことになりました。広島は空港と駅が離れているので、もともと飛行機が圧倒的に早いというわけでもありません。

まず、最初に戸惑ったのが切符の買い方です。会社からアメリカンエキスプレスブランドが付いたJR東海のエキスプレスカードというものが支給されているのですが、これを使って購入する必要があります。あわせて、EX-ICカードという訳の分からないものも手元にあるのですが、これがどんな役割をするのかも謎です。

まずは、切符についてはJR東海のサイトでエキスプレスカードを使って、会員登録をすれば予約ができることがわかりました。

予約までは良かったのですが、今度は新幹線への乗り方がわかりません。EX-ICカードが何者かを調べてみると、新幹線の改札を通過することができる非接触式の乗車券のようです。エキスプレスカードで切符を予約すれば、連動してこのICカードで改札機を通ることができるようです。

しかし、在来線の乗車駅から東京駅まで使ったSuicaをどうするのかがわかりません。すると、SuicaとEX-ICカードを重ねて新幹線の改札機でタッチをすればいいこともわかりました。

ただ、私が使っているのはモバイルSuicaなのでスマホです。スマホとEX-ICカードは重ねてタッチすることができないようです。

さらに情報を探すと、モバイルSuica自体にEX-ICカードの機能をのっけることもできるようです。これならば、非常に楽になりますので、これを試すことにしました。単純にスマホでモバイルSuicaアプリを立ち上げて指示に従って設定を進めるだけで準備ができました。

設定がうまくいっていれば、モバイルSuicaからエキスプレス予約(JR東海)を選んでログインをすれば予約内容を確認することもできます。ここで、ICカードで乗車ができるかどうかも分かります。

あとは当日に東京駅の新幹線改札口にスマホをタッチすると何事も問題なく改札機のゲートが開きました。改札機から券が出てくるので、これを受け取っていきます。この券は車内検札で必要になります。下車駅で降りるときにはこの券ではなくまたスマホでタッチします。

新幹線に乗車する上で次に驚いたのは発車の五分前まで車両に乗り込むことができなかった点です。

折り返し運転の車両だったせいもあると思うのですが、結局、ギリギリまで社内清掃をしていました。こんなギリギリのスケジュールで定時運行ができていることには驚くばかりです。

車両に乗ってみると、やはり飛行機と比較して座席の間隔が広いのはとても助かります。足が組めてしまいます。お弁当もゆったりと食べられました。

お弁当
また、窓際の席にはコンセントがあることも嬉しいです。

新幹線のコンセント
スマホやタブレットのバッテリ残量を気にせず作業ができます。さらには、機内モードにする必要もないので、普通に通信することができます。良いこと尽くめです。

さらに車内ではWi-Fiによるインターネットお接続サービス行われていました。LTEが完全につながっていたので、こちらは利用しませんでした。

東京駅を発車した時点ではガラガラだった車内も品川駅と新横浜駅で3人席の中央を除いて満席になりました。

新幹線の車内

発車後30分あまりで小田原駅を通過です。さすがに速いです。

新大阪駅で八割方の人が降りました。ここからは車内はガラガラです。

さらに新神戸を過ぎたあたりから、あ車内販売アナウンスがひっきりなしにかかるようになりました。さすがに、やり過ぎとだ思います。増収のために車内販売に対して高いノルマが課せられているのは分かりますが、車内で静かにしていたい客のことを考慮すべきでしょう。

山陽新幹線部分の乗客数を増やすために近隣市区町村と連携して新駅増設や工業団地の誘致をするとか、訪日外国人のゴールデンルートに組み込むような仕組みを作るとか、何か別の根本的な対策が必要かと思います。

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