スマホのビジネスでの利用

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Xperia Z2

数年前まではビジネスの現場ではガラケーで連絡を取り合うのが普通でしたが、いつの間にかスマホの利用が一般的になってしまいました。

ガラケーはなんだかんだ日本固有の機能拡張が実施されているとは言え、比較的堅牢なセキュリティを実現してしていましたが、スマホは非常にオープンなインターフェースの上に成り立っており、セキュリティの脅威にはいつも脅かされています。

アプリのインストール一つとっても、「電話帳」へのアクセスに許可を求められたりもしますが、アプリを利用すり人にとってはそのアプリが信頼できるものなのか否か、客観的に判断する情報はありません。

もしもビジネスで利用するスマホにアプリをインストールして、そのアプリが連絡先などの個人情報をどこかに漏洩させたりもしたら、個人の問題に限定されず、会社自体の信用も揺らいでしまう状況になりかねません。

同様にメールでやりとりするビジネス情報にも同じことが言えます。信頼性の低いメールアプリをもしもインストールしてメールの内容がどこかに漏洩したら大変なことになってしまいます。

少なくとも、ビジネスで利用するスマホと自分で利用するスマホは確実に分離して、ビジネスで利用するスマホは最初からインストールされているアプリの利用に留めて、追加のアプリのインストールは一切行わないくらいの慎重さが求められるのだと思います。

同様にビジネスに利用しているスマホをどこかに置き忘れてしまったり、盗難にあったりしたときも、中身のデータが心配です。10回パスワードを間違えたら中身のデータを消去するという設定も有効ですし、遠隔地から内容を初期化する機能も提供されています。中身のデータを消去してしまったら復元が大変なので、各種のクラウドサービスを利用してデータをバックアップしておくことも考えなければいけません。

ここで利用するクラウドサービスも信頼性の低いものを利用すると漏洩の危険が増えます。ここでも信頼性の高いサービスを利用することが肝心になります。会社によっては利用することができるオンラインサービスを制限しているところもあるので、必ず会社の規則を確認することが肝心です。

今やスマホは非常に簡単に入手できて、色々な年齢層の人が利用できるようになっています。各携帯電話会社ではセキュリティ関係のサービスを別料金でオプションサービスとして提供しているところもありますが、購入した段階からもう少しセキュリティの心配をしなくても良い状態にして販売してほしいと思います。

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