自賠責保険の値下げ

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新車であれば3年後、その後は2年ごとに実施する車検をするときたくさんのお金がかかりますが、その中でも特にお金が高いのは税金と自賠責保険です。

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)はクルマを運転する人が必ず入ることが義務付けられている自動車保険です。

自動車教習所では任意保険にも必ず入るように指導していますが、これはその名の通り加入することが義務ではありません。しかし、一旦、人身事故や物損事故を起こしてしまうと、その損害賠償にかかる価格が天文学的な数字になり、自賠責保険では賄えきれないため任意保険にも加入する人が多いです。

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自賠責保険

自賠責保険では事故で重い障害が残った場合には最高四千万円、死亡した場合には最高三千万円の保険金が支払われますので、これで賄えなかった部分が任意保険で救済する部分になります。

そんな自賠責保険について、事故率が減少したことを受けて、一般的な自家用乗用車の2年契約で2千円下がることが決まったという報道がありました。軽自動車では千三百円の値下げになります。値下げ後の価格ですが、乗用車が25,830円、軽自動車は25,070円となります。1月19日に開催される金融庁の審議会で正式に決定して、4月以降の契約分から値下げ後の価格を適用することになるそうです。

私自身は昨年の12月に車検を受けてしまい、自賠責保険も二年分を支払ってしまいましたので、今回の値下げを適用することができません。2000円の値下げとなると結構大きいので、後からでも適用してもらえると本当はうれしいのですが残念です。

今回の値下げは損害保険料率算出機構というところが自賠責の収支見込みを試算した結果、2016年度、2017年度ともに500億円の黒字になることが分かったため、9年ぶりの値下げに踏み切ることになりました。保険金の支払いが少なくて済んだのは事故が減少したことによるものです。最近、つくづく思いますが、バイパスなどが整備されて街中の人が多い道路をクルマが走行しなくて済むようになったり、交差点の形状が改良されたり、歩道がきちんと分離されたり等、安全性を上げるための工事が随所で行われています。この工事自体にはお金がどうしてもかかってしまいますが、結果として事故が減って保険料の値下げといった望ましい姿で消費者に還元されるのはとても良いことだと思います。

また、クルマ自体もスバルのアイサイトをはじめとして、人間の能力を機械が補完する技術が進んできて、これによっても事故が減っています。自動車のエアバッグやシートベルトなどの安全装備も義務化されてきた経緯もありますが、各社が競って技術開発をしている衝突軽減ブレーキ等も標準装備されていく形になるのでしょう。

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