税関申告をスマホで実施できるよう財務省が仕組みを改善

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8月6日の日経新聞の記事に、「税関申告スマホで」というタイトルの記事がありました。

今までは、日本に帰国するときに、機内で渡される税関申告書に色々記入しておかなければいけませんでした。

今度はスマホアプリに必要な情報を打ち込みQRコードを入手しておけば、自動ゲートでこのQRコードを使って通関できるようになるそうです。今後、海外からの訪日客が増えていくので、混雑緩和をすることが1つの目的になっています。

また、外国人が利用することからアプリは多言語対応をします。今までの税関申告書に比べて外国人の方も対応しやすくなるのではないでしょうか。

ただ、実証実験を始めるのが2020年ということで、本番運用は東京オリンピックに間に合いません。すでに枯れた技術しか使っていないようにも思いますので、もう少し前倒しができないものかと思います。

さらに財務相としては電子化に伴いビッグデータとしてのデータの活用も検討しています。荷物や利用客の動向を分析して税関職員が審査で何に気をつければ良いか把握しやすくしたいとしています。

飛行機の発券システムではすでにチケットレスサービスが当たり前となり、ウェプで事前にチェックインすることすら可能になりました。

あとは国際線の飛行機に乗るとき降りるときは、保安検査、出国審査、入国審査、通関といった国が実施する部分をいかに効率化するかということになります。国の施策に期待したいところです。

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