働き方改革の2つの視点

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よく日本はOECD加盟35ヶ国の中で22位だから効率の悪い働き方をしているという論調の記事などを見る機会があります。この数字の捉え方に関する議論もありますが、やはり個人や組織としての生産性の悪さが議論の対象になっている機械が多いと思います。

ただ、他先進国と比較して、日本の場合は生産性が上がりにくいもう1つの原因かあるように思います。

それはお客様からの要望に対して誠心誠意対応する文化に根付くのかもしれませんが、過剰なサービスで振り回されている面です。

例えば、なにかのプロジェクトで最終的な製品の出来栄えに影響しないような中間ドキュメントの補強やお客様に理解してもらうためのパワーポイントなどで作成した丁寧な資料作成等です。

当然、お客様にきちんと理解してもらう必要はあるので、丁寧な説明は必要なのですが、逆にいうとお客様の不勉強を肩代わりして説明しているような場面にもよく見かけます。中には、お客様内部で上司に説明できないから、分かり易い資料を作って欲しいというオーダーもあったりします。

日本人の場合は誠心誠意このようなオーダーにも対応する傾向があると思いますが、役務内の仕事か、役務からはみ出ている仕事かは明確に意識しながら仕事をしなければいけません。この辺が曖昧になってしまい、オーダーを受けた作業に時間を費やしてしまうところが、創造的な仕事の時間を確保することの邪魔をしてしまっている気がしてなりません。

お客様側も仕事を請ける側も一緒になって、できるだけの無駄を排除して、付加価値を上げるためにはどうすれば良いかという建設的な議論ができるような環境を作っていくことが大切なのかと思います。

宅急便のビジネスも働き方改革の波を受けて、値上げ交渉をしたり、即日の配達などから手を引いたりしています。これも過剰サービスを抑制している1つの例かと思います。会社一丸となって勝ち得た成果なのでしょう。他の企業でも現場担当者の頑張りとは別に経営サイドからの取り組みも合わせて必要なのでしょう。

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