ニトリの「手ぶらdeショッピング」

東洋経済のオンラインサイトを見ているとニトリで実施されている面白いサービスが紹介されていました。その名も「手ぶらdeショッピング」というサービスです。

2017年6月に1階から9階までで約5000平方メートルの売り場面積を持つニトリ渋谷公園通り店がオープンしたことを機に開始されたサービスです。ニトリのスマホアプリを使って陳列されている商品のバーコードを読み込むことで、ニトリのECサイトと連動してその場で簡単に買い物の処理ができてしまうというサービスです。

家具のような商品は実物を見ずにネットだけで注文するのも怖いですし、かといって、IKEAのように家具を台車の上にのせてレジで会計をするのも非常に面倒です。

ところがニトリの手ぶらdeショッピングならば、実物の展示品をじっくり確認した上で、その場でネット注文できてしまうというのは、リアルな空間と仮想的な空間をうまく組み合わせた最善のサービスだと思いました。家具そのものは後から自宅まで宅配されるので、商品を持たずに手ぶらで帰ることができます。

このアイディア、家具に限らず、いろいろな商品に適用できると思います。Amazonが実施しているような無人コンビニの場合は買った商品なのか盗まれた商品なのかを識別するための色々な仕組みが必要になりますが、清算を終わらせてあとで宅配する仕組みにしてしまえば余計な仕組みは必要なくなるのが良いと思います。

電気屋などでは特別な仕組みを作らなくても、実物を見たお客さんがその場でネット通販の最安値販売店を見つけて注文してしまうような場面もあります。どのお店も売っているような大量生産品だと、ニトリと同じような取り組みは難しいかもしれません。家電量販店はあれだけ大きな店舗を運営するコストも大きいと思いますので、他の通販サイトに流れてしまうお客さんを食い止めるかは大きな課題だと思います。

逆に同じ商品を一般の通販サイトで見つけることが難しいようなファッションなどの商品はこの仕組みが合っているかもしれません。

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