快速「武蔵五日市・箱根ヶ崎」行き

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先日、午後6時過ぎの四ツ谷駅、中央線ホームに立っていると、快速「武蔵五日市・箱根ヶ崎」行きという電車がちょうど来ました。

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方向幕は二段書き

先頭車の方向幕は二段書きになっています。上が箱根ヶ崎、下が武蔵五日市です。

箱根ヶ崎ってどこ?

武蔵五日市と言えば、青梅線の拝島駅からのびる、五日市線の終着駅として知名度があると思うのですが、箱根ヶ崎駅と言ってもどこにある駅なのか、あまり見当がつかない人も多いのではないかと思います。「箱根」というと温泉で有名な富士山の方の神奈川県の箱根を連想しますが、その箱根ではありません。

箱根ヶ崎はどこ?

実は箱根ヶ崎駅は八王子駅と高崎駅を結ぶ八高線にある駅です。この電車は青梅線の拝島駅まで行って、拝島駅で片方は五日市線、もう片方は八高線で箱根ヶ崎に行きます。中央線で途中駅で編成を分割して、二方面に分かれる電車も珍しいと思います。

武蔵五日市駅には6両、箱根ヶ崎駅には4両が行きます。(昔は小田急線が「急行 箱根湯本 江の島行き」として多数走っていて相模大野駅で分割・併合していたことが懐かしいです)

箱根ヶ崎は東京都の中でもまだ郡が残っている西多摩郡瑞穂町にある駅です。拝島駅からは2つ目、東福生、箱根ヶ崎の順番です。ちょうど、青梅街道と八高線、国道16号線が交差するあたりが箱根ヶ崎です。横田基地も比較的近くにあります。

周辺には住宅も多いので、東京からの直通電車はとても便利なのでしょう。2008年3月のダイヤ改正で生まれたダイヤで、かれこれ10年以上走っていることになります。

昔は八高線自体が電化されていなかったのですが、高麗川まで電化されたことでこのような直通列車が運転できるようになったのでしょう。

中央快速線の12両化

中央線快速電車はグリーン車を併結して12両編成にするような構想もありますが、この電車がそのような時代の変化にどのように対応していくのか、気になるところです。

【2021/12/20追記】

八高線の中央線直通運転は全廃

2022年3月のダイヤ改正で、五日市線と八高線の中央線直通列車は全て廃止されることが発表されました。

八高線がワンマン化されるため、中央線直通運転が無くなります。八高線は4両編成、拝島駅で五日市線の6両連結の列車を繋げて東京駅まで直通していましたが、五日市線の東京駅直通運転もなくなります。

中央快速線が12両化された際に、武蔵五日市•箱根ヶ崎駅行きがどうなるのか?と思ったいたのですが、12両化される前に無くなってしまいました。

中央総武線、中央線快速、青梅線、南武線、横浜線でも朝の通勤時間帯で減便が行われます。

テレワークの普及および少子高齢化による通勤者の減により、今後も見直しが進められるのかもしれません。

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