タイヤのパンクを応急修理剤で直すと本格修理が不可能に

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以前の車にはタイヤがパンクしてしまったときのために、スペアタイヤが後部に搭載されている場合がほとんどでした。しかし、タイヤを積んでおくのは車が重くなって燃費に影響するほか、車のコストにも影響するため、最近はスペアタイヤを搭載せずに応急修理剤で済ませている車も多くなっています。

応急修理剤とはタイヤの中に液剤と空気を一緒に注入し、空気が漏れているところをとりあえず塞いでしまう製品です。タイヤがバーストしてしまうと、応急修理剤では対処ができないのですが、小さな穴であればとりあえずの補修はできますし、タイヤの着脱も必要ないので手軽ではあります。

しかし、この応急修理剤に関して、NHKで気になる報道をしていました。タイヤを本格的に修理する際にはこの応急修理剤を綺麗に洗い流す必要があるので、この洗い流す作業に工賃がかかったり、場合によっては本格修理ができなずに、タイヤ自体の交換が必要になってしまう場合があるそうです。

さらに応急修理剤そのものにも利用期限があるので、定期的に買い替えが必要とのことでした。もしものときのために、消費期限は確認しておいた方が良いかもしれません。

こちらのサイトでも応急修理剤は使わないように注意喚起をしていました。

パンク修理キットは使うな!
こんにちは姫野です。 店内カウンターより、、、 この間も お店に来てたお客さんと この話をしたんですが 最近の車にはスペアタイヤが 付いてません。 もちろんそれには理由があって メーカーが付け忘れてる...

それでは、パンクした時にどうすれば良いかということになりますが、もしも、JAFと契約していれば、JAFを呼ぶ、契約している自動車保険にレッカーサービスがついていれば、自動車保険会社の窓口に相談をするというのが現実的な対応策になりそうです。

こちらにソニー損保に頼んだ例が紹介されていました。

フリードのパンク修理記 ~発見から修理完了まで~
愛車がパンクして自走できない状態になりました。 免許をとって20年弱、これが初めてのパンク経験で、発覚した当初はどうしていいやら分からずアタフタしましたが、次の日にはなんとか修理完了までこぎつけました。せっかくなので記録に残すとともに、同じ

応急修理剤を使うと本格修理ができなくなる可能性があるというのはあまり知られていないと思いますので、もう少し各社は周知をしてかないといけないでしょう。

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